こんにちは。
彩人です。
「村上春樹の代表作って何だろう?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
村上作品はエッセイから翻訳まで合わせると700作品以上。
今日はその中でどれが代表作なのか検証しています。
よろしくお願いします。

・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量の1/3が村上春樹
Contents-目次-
村上春樹有名・代表作①1Q84
村上春樹の代表作1作目は「1Q84」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 2009年、BOOK1、2がベストセラーランキング1位
- 2010年、BOOK3がベストセラーランキング1位
- 全巻ミリオンセラー
- 第63回、毎日出版文化賞「文学・芸術部門」
- 英語版で「国際IMPACダブリン文学賞」ノミネート
- ファンが選ぶ村上春樹作品第2位
こんな感じで売り上げ、文学評価、ファン人気いずれもトップクラス。
毎日出版文化賞まで受賞しました。
文句なしの代表作と言えそうです。
村上春樹有名・代表作②ノルウェイの森
代表作2作目は「ノルウェイの森」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 発行部数日本1000万部
- 発行部数中国100万部
- 2012年、名古屋文庫大賞
- 2010年、トラン・アン・ユン監督により映画化
- 43か国語に翻訳
- ファンが選ぶ村上春樹作品第1位
こんな感じで国内売り上げ1000万部を突破!
また世界でも43ヶ国語に翻訳されました。
やはりこちらも代表作と言えそうです。
村上春樹有名・代表作③風の歌を聴け
3つ目の代表作品は「風の歌を聴け」。
こちらはこんな代表作品となっています(↓)
- 芥川賞候補
- 1981年、映画化
- 群像新人賞受賞作
- 村上春樹のデビュー作
- 単行本と合わせ180万部突破
何といってもこちらは村上春樹のデビュー作。
野間新人賞受賞でも話題となりました。
ある意味、こちらも代表作品と言えそうです。
村上春樹有名・代表作④世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
4つ目の代表作は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第21回、谷崎潤一郎賞受賞
- 第17回、星雲賞受賞
- 2002年時点で162万部発行
- ファンが選ぶ村上春樹作品第3位
- 世界27か国語に翻訳
こちらは売り上げ、文学評価、ファン人気、ともにトップクラス。
また海外でも27ヶ国語に翻訳されました。
こちらは初期の代表作と言えそうです。
村上春樹有名・代表作⑤ねじまき鳥クロニクル
5つ目の代表作品は「ねじまき鳥クロニクル」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第47回、読売文学賞
- 英語版で「国際IMPACダブリン文学賞」ノミネート
- 2002年時点で227万部発行
- 世界24か国語に翻訳
こちらでは読売文学賞を受賞。
売り上げ227万部も話題となりました。
「ねじまき鳥クロニクル」も代表作と言えそうです。
村上春樹有名・代表作⑥眠り(短編)
さて続きは短編です。
短編1番目の代表作は「眠り(ねむり)」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 「TVピープル」収録(1990年、文藝春秋)
- カット・メンシックとの共著「ねむり」も発売
- 雑誌「ニューヨーカ」掲載(1992年3月30日号)
- 2015年、NHKラジオ「英語で読む村上春樹」教材
1992年、雑誌「ニューヨーカー」に掲載。
ラジオドラマの教材になったりもしました。
こちらは短編の代表作と言えそうです。
村上春樹有名・代表作⑦図書館奇譚
短編代表作の2作目は「図書館奇譚」。
図書館奇譚とはこんな作品となっています(↓)
- 「カンガルー日和」収録(講談社)
- 2冊の絵本になる(「不思議な図書館」「図書館奇譚」(カットメンシックとの共著))
- 世界7ヶ国語に翻訳
- 全部で4種類の「図書館奇譚」が存在する
こんな感じでこちらは7ヶ国語に翻訳。
カットメンシックとのコラボ絵本でも話題となりました。
こちらも短編の代表作品と言えそうです。
まとめ
いかがでしたか?
「村上春樹を読む順番」などは、こちらで解説しています(↓)
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