こんにちは。
あやとです。
「小川洋子さんの『劇場という名の星座』の書評レビューってあるかな?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は小川洋子さんを読むこと15年!
新作を中心にすべてを読ませていただいています。
そんな僕が「劇場という名の星座」について書いています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は150〜200冊!
小川洋子「劇場という名の星座」概要レビュー
まず、「劇場という名の星座」とは作品はこんな作品です(↓)
- 288ページ
- 集英社刊行
- 2026年3月発売
- 1925円(税込)
- 2025年2月に一時閉館した「帝国劇場」の物語
こんな感じで、「帝国劇場」を舞台にした本作。
2025年に建て替えのため、閉館となりました。
物語は、全部で8つから構成されており、
- 帝国劇場で生まれた赤ん坊
- 帝国劇場にある特別な椅子
- 出欠席の名札を書く人の章
など、静かで独特な物語。
それでいて、現実にも忠実に沿った物語となっています!
では、あらすじなどは、どんな感じでしょうか?
続いて見て行きたいと思います。
「劇場という名の星座」あらすじ

まず、話は8つから構成されています。
それぞれ、かいつまんであらすじを書くと、、(↓)
<①ホタルさんへの手紙>
白杖の父が遺した、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」のパンフレット。
そこには新人案内係からの手紙が挟まれていた。
劇場とは無縁そうだった父をめぐる物語。
<②内緒の少年>
少年は、劇場のステンドグラスの裏側に寝泊まりしていた。
舞台袖、楽屋食堂、馬小屋……館内を自在に歩き回る彼は、ある人を永遠に探し続けている。
けっこう、難しめの一編となっています。
<③一枚の未来を手にする>
大学の同窓会、ビンゴゲームで手に入れた帝国劇場のチケット。
本当は4等のスーパー銭湯のチケットの方が良かったのだが…。
<④スプリングゲイト>
着到板に名前を書く人の物語。
彼は、神経を使うあまり、ヘッドスパみたいなマッサージに通う。
スプリングゲイトとは魂と肉体の間のゲート。
そんな、スピリチュアルも含まれるお話。
<⑤こちらへお座りください>
劇場ロビーに一脚あるという“幸運の椅子”。
売店で働くたった一人の“担当さん”だけが代々受け継いできたその伝説と、椅子に座った人々の元に訪れる幸運。
椅子と代々受け継がれるというメタファーが読ませてくれます!
<⑥サークルうてな>
劇場の付き人、通訳、楽屋係の物語。
彼らはきっかけは忘れたが、サークルを結成しています。
会長は楽屋係のガクさん。
裏方さんたちの物語を楽しむことが出来ます。
<⑦長過ぎた幕間>
帝国劇場で生まれた赤ん坊と母の物語。
母親は帝劇で観劇中、お腹を痛め、出産。
その一部始終を楽しむことが出来ます。
<⑧劇場は待っている>
劇場の“壁”に深い愛着を抱いてきた税理士の男、観劇後に日傘を差し館内を歩く“パラソル小母さん”と呼ばれる女性……。
彼らの思いを迎え入れ続けた劇場が、ついに最終公演の日を迎える。
最終日の物語。
こんな感じで、昭和の時代から令和までの物語。
どれも小川さんらしい、帝劇への愛で溢れていました。
では、作品のレビューや口コミはどうでしょうか?
最後に見て行きたいと思います。
「劇場という名の星座」のレビュー・感想・口コミ
まず、この作品レビューは上々です!
なぜなら、Amazonレビュー星4.7だから。
それでいて、いつもの小川さんと違った作風を味わえます。
小川洋子さんは、独特のおかしみがありますが、本作は半減。
代わりに、現実に忠実な物語を体験することが出来ます。
例えば、
- コロナ
- 森繁久彌
など過去、登場しなかったワードも。
なので、これ、新たな新境地だ!と感じました。
レビューでも、(↓)
帝国劇場で上演されたミュージカルを見たことのある人や劇場を知っている人にはなんてすばらしい記憶の中の物語だろう。観る人と劇場で働く人とのかかわりもとても素敵な逸話となって語られており、感動です。
Amazon.co.jpより引用
こんな感じで、感動した!との声も。
僕も出会えて良かった小説となりました。
小川さんは、ノーベル賞に近いと言われる作家さん。
この小説で新たな一面を見せてくれました!
「劇場という名の星座」まとめ

いかがでしたか?
今日は小川洋子さんの「劇場という名の星座」についてまとめました。
小川さんの短編集などは、こちらでご紹介しています(↓)
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小川洋子の世界へようこそ!【初心者におすすめの短編9作を解説!】
こんにちは。 彩人です。 「小川洋子さんの小説」を読んでみませんか? 静かで、美しい文章が特徴の小川さん。 ノーベル文学賞にも近い作家さんとも言われます。 どこか惹かれてしまうのが魅力なんすよね〜。 ...
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良かったらこちらもよろしくお願いします。
ではまた。
