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くだらないけど面白い本ランキング5選!!【ゆる〜い本、笑える本】

こんにちは。

彩人です。

くだらないけど、面白い本ってあるかな?

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は、本当にくだらない本マニア!

「これって使える?」という本を多く読んでいます。

その中でも「これは!」という本を厳選しています。

よろしくお願いします。

あやと
あやと
執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は100〜150冊

くだらないけど面白い本ランキング5選!【ゆるい本&笑える本】

①時をかけるゆとり(朝井リョウ)


時をかけるゆとり (文春文庫)

1冊目のおすすめは「時をかけるゆとり」。

こちらは本当におすすめです(↓)

就職活動生の群像『何者』で戦後最年少の直木賞受賞者となった著者。初のエッセイ集では天与の観察眼を縦横無尽に駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。

こんな感じで、ゆとり世代を生きる著者。

ところが、めちゃくちゃ面白い内容なんです(↓)

  • お腹がゆるい話
  • カットモデルになる話
  • 大阪まで自転車で行った話

こんな感じで、くだらない話がてんこ盛り!

「読んでもためにならない?」

いえいえ、著者イチ笑える本なんです(笑)↓

若いって素晴らしい、の一言に尽きるエッセイです。大学時代に小説家デビューと聞くと、なんだかネクラなイメージでしたが、実に明るく健康的で、ごくごくフツーな大学生活が綴られています。これを読んでタメになることはないかもしれませんが、とにかく楽しい1冊です。

Amazon.co.jpより引用

こんな感じで、読者レビューも高評価!

ためにならない本からお探しの方におすすめです。

②ダメダメでも夢が叶う「のび太」が教えてくれたこと(横山泰行)


「のび太」が教えてくれたこと

2冊目のおすすめは「のび太が教えてくれたこと」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

■のび太の言葉には、生きるヒントが満載です■

え、のび太っていつも甘えたことや、泣き言ばかり
口にしてるんじゃないの?
そう思う人も多いんじゃないかと思います。

でも、実は違うんです。

この本の著者・横山泰行氏は、
ドラえもんの全作品に登場する46959あるセリフすべて目を通し、
その言葉を研究する中で、ある発見をしました。

Amazon.co.jpより引用

こちらは、「ダメダメエピソード」が満載!

とにかく、救われる内容なんです(↓)

「のび太だから刺さる」
「のび太に出来るなら僕にも出来そう」
と思えるような本です。

まさにのび太に背中を押してもらえるような、そんな本です。

普通の自己啓発の本では難しすぎて心に入っていかなかったり
なかなか感動できない方におすすめです。

Amazon.co.jpより引用

こんな感じで、ゆるい内容がマル!

気楽に読みたい方におすすめです。

③岳物語(椎名誠)


岳物語 岳物語シリーズ (集英社文庫)

3冊目のおすすめなのは、椎名誠「岳物語」。

「私小説」なのですが、むちゃくちゃおすすめです(↓)

「ねえねえおとう、僕はハゲなのかなあ」

と岳は風呂の中で、なんだかふいに真面目な顔つきをして聞いた。

「いや、岳はハゲではないよ」

と、私はそいつのあまりに真剣な顔つきに少し圧倒されたような気分になって笑うことができなかった。

「そうか。だけどユウジたちが、ぼくのことをハゲボウズって言うんだ」

「ふーん。岳のあたまはなあ、ボウズだけど、ハゲではないよ。ハゲというのは頭の毛がない人のことをいうんだよ」

「ふーん、そうか、じゃいいんだな」

椎名誠「岳物語」P31より引用

岳くんとは、椎名誠の息子さんのこと。

こんな感じで、ほのぼのした笑いが印象的♪

私小説からお探しの方におすすめです。

④もものかんづめ(さくらももこ)


もものかんづめ (集英社文庫)

4冊目ののおすすめは「もものかんづめ」。

こちらはさくらさんのエッセイとなっています(↓)

水虫といえばたいがいオッサンの持病であり、それにかかると脂足甚だしい異臭を放ち、その靴および靴下は、家族の間では汚物とみなされるという恐ろしい病気である。

そんな大変な病気に、私は16の夏、冒されてしまった。

さくらももこ「もものかんづめ」P8より引用

こんな感じで冒頭から笑わせる力はさすが!

あの「ちびまる子ちゃん」の作者のエッセイとしても話題となりました。

違ったジャンルからお探しの方におすすめです。

⑤辺境・近境(村上春樹)


辺境・近境(新潮文庫)

5冊目のおすすめは「辺境・近境」。

こちらは村上春樹さんのエッセイです(↓)

久しぶりにリュックを肩にかけた。「うん、これだよ、この感じなんだ」めざすはモンゴル草原、北米横断、砂埃舞うメキシコの町……。NY郊外の超豪華コッテージに圧倒され、無人の島・からす島では虫の大群の大襲撃! 旅の最後は震災に見舞われた故郷・神戸。ご存じ、写真のエイゾー君と、讃岐のディープなうどん紀行には、安西水丸画伯も飛び入り、ムラカミの旅は続きます。

Amazon.co.jpより引用

こちらは村上春樹が旅する1冊。

  • 無人島で虫に襲われる話
  • 四国でうどんを食べた話
  • メキシコで死体らしきものを見る話

こんな感じで、つまらなくも「えっ!」となる話が満載!

特に、メキシコ大旅行は圧巻でして、

なんといっても圧巻は「メキシコ大旅行」。
メキシコという国のことはまったく知らなかったし興味もなかったし、これを読んでみてメキシコに行ってみたいとは正直あまり思わなかったんだけれど、メキシコという国は、貧富、泥棒、暴力、観光地と貧しい村、宗教、物売り、過酷な気候、不衛生な食事、機械類の故障、悪路、エトセトラエトセトラ、とにかく旅行記をおもしろくさせる要素の集合体ともいえるような国で、読み物としてはかなり読み応えがあった。春樹氏の数々の旅行記の集大成といえるかもしれない。

Amazon.co.jpより引用

こんな感じで、ディープな内容。

これ、あの村上さんが?!という出来になっています。

紀行集からお探しの方におすすめです!

つまらないけど、面白いゆるい本まとめ

いかがでしたか?

今日は「つまらないけど、面白い本」を取り上げてみました。

ちなみに笑えて面白い本はこちら(↓)

笑える、楽しいエッセイ・小説・本7選【読んで抱腹絶倒&大笑い!】

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ではまた。

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