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芥川賞・鳥山まこと「時の家」感想と解説!【つまらない?面白い?】

こんにちは。

あやとです。

芥川賞受賞の『時の家』って面白いの?

芥川賞の『時の家』ってどんな作品だろう?

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は芥川賞を読むこと25年!

そんな僕が芥川賞受賞の「時の家」の感想や解説を書いています。

よろしくお願いします。

あやと
あやと
執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は150〜200冊!

芥川賞・鳥山まこと「時の家」の概略と感想・レビュー・あらすじ


時の家

まず、芥川賞の「時の家」とはこんな作品です(↓)

  • 講談社
  • 127ページ
  • 2025年10月発売
  • 第174回芥川賞受賞
  • 第47回野間文芸新人賞受賞

こんな感じで、野間文芸新人賞も受賞した作品。

芥川賞受賞で、一躍、注目を集めました。

作品のあらすじとしては(※ネタバレ含みます)、

1代目・薮さんはこの家の施工主

2代目は緑さんという塾経営者(友人を震災で亡くす)。

3代目の住人は圭さんと脩さん夫婦(どこか噛み合わない夫婦)。

そこに1代目・薮さんの少年時代に関わりのあった青年が家を描写。

この3代と4人が順々にこの家との思い出を綴ります。

最後は、その家さえ取り壊され、人間と家を重ねて終了。

家と住む人たちの物語でした。

こんな感じで、3代と4人回想記

初めは薮さんと交流のあった青年の家の描写から始まります。

「取手(とって)」の描写。

「フローリングの木目」、「縁側のデッキ」の描写。

そこに、改行はさみ4人の思考が次々と描かれました。

いや〜、正直、読みにくい!!(笑)

なぜなら、行間がないから。

なので、読むのに10日を要しました。

ただ、読みにくいなりに、引き込まれるものがあり、次々、読破。

時間はかかりましたが、最後までゆっくり堪能できました。

不思議な1冊ですね!

芥川賞・鳥山まこと「時の家」の解説と考察

作者は一級建築士です。

なので、家に関する描写がやたらすごい。

例えば「木目の描写」「取手(とって)」の描写。

素人は、意識しない繊細な描写でした。

で、1代目「薮さん」が建築、設計し、最初の住人。

で、2代目「緑さん」はマレーシアから帰国した塾経営者。

彼女は震災で友人を亡くし、夫と別れて帰国しました。

そして3代目は「脩さん」と「圭さん」。

彼らは、どこか考えが合わない夫婦でした。

その3代記が「時の家」ですね。

で、なぜこんな読みにくいのかというと、人の頭の中を書いているから。

例えば、記憶って、学生時代の次は昨日だったりしますよね。

なので、読みにくいというわけです。

そこを書いたのがこの小説です。

著者は言います。

家の一生は人の一生と似ている」。

これを描いたのが本作だと思います。

なぜなら、人の記憶のようなバラバラな描写だから。

なので、この書き方とラスト(取り壊し)になったのでしょう。

さすが野間文芸新人賞W受賞作品でした!

芥川賞・鳥山まこと「時の家」はつまらないのか→はい。つまらないです

時の家は、「つまらない」です。

これは、disりではなく、褒め言葉です。

なぜなら、芥川賞ってそういうものだから。

例えば、抽象画を見て、わけわかんない!というのと似ています。

なので、その感想(つまらない)は当たっていて、ハズレです。

つまらないのは、純文学作品だからです。

純文学とは「人の内面」や「芸術性」に重きを置いた作品。

そこに本屋大賞のような面白さはありません。

ただ、「時の家」にはじんわり来る面白さがあって、そこもポイント!

感想レビューにも、

一軒の家に纏わる寂しいようないたたまれなさ、それと同時に温かくこみ上げてくるものをも感じられた一冊。

読書メーター「やっちゃんさん」の感想

と書かれているものもありました。

そこも感じられたら、面白いのかもしれませんね。

「時の家」まとめ

いかがでしたか?

今日は、芥川賞の「時の家」をレビューしてみました。

ちなみに芥川賞は「Audible」でも聞けます!(↓)

【2026年】Audible(オーディブル)で聴けるおすすめ芥川賞20選!

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ではまた。

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