こんにちは。
彩人です。
「オーディブルで聴ける警察小説ってあるかな？」
「Audibleで聴けるミステリー作品が知りたい…！」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕はAudibleの利用歴、1年半！
警察小説やミステリーも多数、聴いて来ました。
今日はその中でも「面白いミステリー」をご紹介しています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は100〜150冊！
Audible（オーディブル）おすすめ警察小説ミステリー7選！
①可燃物（米澤穂信）
まず、1冊目のおすすめは「可燃物」です。
こちらはこんな作品となっています（↓）
- 257ページ
- 文藝春秋刊
- 2023年7月発売
- 米澤穂信初の警察ミステリー
こんな感じでして、全5篇を収録したミステリー。
まったく新しい感覚のミステリーとなっています。
「可燃物」は、物語としては、あっさり目。
ただ、
- 推理
- 切れ味
と聴きやすいミステリーとなっています。
最新の小説からお探しの方におすすめです。
-
-
米澤穂信「可燃物」のネタバレありのあらすじと感想！【文庫は未発売】
こんにちは。 彩人です。 「米澤穂信さんの『可燃物』ってどんな作品かな？」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 僕は米澤穂信さんのファン歴15年！！ そんな僕が「可燃物」について書いています。 ...
続きを見る
②64-ロクヨン-（横山秀夫）
2冊目のおすすめは「64（ロクヨン）」。
こちらは横山秀夫さんの作品となっています（↓）
警察職員二十六万人、それぞれに持ち場がある。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。Ｄ県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。
英国推理作家協会翻訳部門（インターナショナル・ダガー賞）2016年の最終候補作。日本人の作品が最終候補に残るのは翻訳部門が独立して設けられた2006年以降で初めての快挙。Amazon.co.jpより引用
「64（ロクヨン）」は映画化もされたミステリー。
ダガー賞最終候補作にも選ばれ、話題となりました。
警察ミステリーからお探しの方におすすめです。
③教場（長岡弘樹）
3冊目のおすすめは「教場」。
こちらはこんな作品となっています（↓）
君には、警察学校をやめてもらう。
この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。
警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。
必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。
週刊文春「2013年ミステリーベスト10」国内部門第1位、
宝島社「このミステリーがすごい！ 2014年版」国内編第2位、
2014年本屋大賞にノミネートされ、
90以上のメディアに取り上げられた既視感ゼロの警察小説！
「教場」は週刊文春ミステリー1位にもなった作品。
とにかく、異色の内容なんです（↓）
ドラマが面白かったので原作を読みたくなって購入。一気に読み上げました。ちょっと毛色の異なる警察小説でありミステリーです。
Amazon.co.jpより引用
こんな感じで、既視感ゼロなのがマル！
警察学校ミステリーからお探しの方におすすめです。
④犯人に告ぐ（雫井脩介）
4冊目のおすすめは「犯人に告ぐ」。
こちらはこんな作品となっています（↓）
- 9時間2分
- 第7回大藪春彦賞受賞
- 2005年本屋大賞第5位
- 2004年週刊文春ミステリー1位
- 2004年週刊現代最高に面白い小説1位
こんな感じでして、第7回大藪賞を受賞。
週刊文春ミステリー1位でも話題となりました。
こちらは神奈川県警のミステリーでして（↓）。
この作品はオーディブルに凄い適してます。
どんどん先が気になって…。
朗読者もぴったり。
これは最優秀オーディブル作品です。Amazon.co.jpより引用
こんな感じで、聴きやすいのがGOOD！
外さない作品からお探しの方におすすめです。
⑤狐狼の血（柚木裕子）
5冊目のおすすめは「狐狼の血」。
こちらは柚木裕子さんの作品となっています（↓）
- 10時間53分
- 2018年映画化
- 2015年8月発売
- 第154回直木賞候補
- 日本推理作家協会賞受賞
こんな感じで、映画化までされた本作。
マル暴刑事・大上の活躍がめっちゃすごい！（↓）
ヤクザがあからさまに怖かった頃の時代設定。
読んでいて飽きません。面白かったです。
こんな感じで、臨場感はさすが。
映像化された作品からお探しの方におすすめです。
⑥こちら空港警察（中山七里）
6冊目のおすすめは「こちら空港警察」。
こちらは中山七里さんの作品となっています（↓）
成田空港でGS（グランドスタッフ=空港業務スタッフ）として働く咲良は人気の芸人の帰国を知り、芸能人を間近で見れることにワクワクする。しかし、ゲートに現れた人気芸人・瀬戸は空港警察に先月から着任したばかりの仁志村賢作に身柄を確保されてしまう。普段から、「役立たず」と陰で言われている空港警察の行動に驚く咲良。何と瀬戸には麻薬密輸の容疑が掛かっているらしい。しかし、瀬戸の身体には麻薬犬もTDS（検査機器）もX線も金属探知機も反応を示さなかった。とんでもない濡れ衣だと瀬戸は激昂するが、仁志村は意外なモノに着目し、瀬戸を追い詰め始める。
Amazon.co.jpより引用
「こちら空港警察」は去年発売されたミステリー。
「空港」という設定がめっちゃ読ませる！！（↓）
空港と空港察署との関係性や空港で働く人たちのことが知れた！
GSさんもCAさんも大変そう...
色んなお客さんがいるのねー
普段あまり知る機会がない場所が舞台のお仕事もの小説で興味津々！！
物語としては前半淡々と話が進んでいく印象
中盤からは手に汗握る展開でした。Amazon.co.jpより引用
こんな感じで、空港が舞台なのがマル！
「空港警察もの」からお探しの方におすすめです。
⑦罪と祈り（貫井徳郎）
7冊目のおすすめは「罪と祈り」。
こちらはこんな作品となっています（↓）
貫井徳郎史上
最も切なく
悲しい誘拐事件スリルと感動のどんでん返しミステリ！
警視庁を震撼させた
世紀の誘拐事件の真実とは？
「罪と祈り」は、完成度としてはイマイチ。
ところが昭和64年という設定が読ませるんです（↓）
他の方のレビューにもあるように、心情的には理解出来なくはないですが、どの事件も動機としては弱く些かリアリティに乏しい。ただ、ラストにはちょっとした仕掛けも施されており、ミステリー好きとしてはちょっとうれしい限りです。
Amazon.co.jpより引用
こんな感じで、ミステリー的にマル！
警官小説からお探しの方におすすめです。
Audible（オーディブル）おすすめ至極のミステリー5選！
①模倣犯（宮部みゆき）
8冊目のおすすめは「模倣犯」。
こちらはこんな作品となっています（↓）
- 2002年、映画化
- 2016年、ドラマ化
- 2023年、台湾にてドラマ化
- 2002年芸術選奨文部科学大臣賞文学部門受賞
こんな感じで映画化、ドラマ化が相次ぐ作品。
芸術選奨文部科学大臣賞文学部門にも選ばれました。
幅広く支持されている作品からお探しの方におすすめです。
②夜刑事-Audible描き下ろし-（大沢在昌）
9冊目のおすすめは「夜刑事（ヨルデカ）」。
こちらは大沢在昌さんの作品となっています（↓）
ヴァンパイアウイルスと呼ばれる未知のウイルスに感染し、夜しか活動できなくなった刑事の岬田は、その代償として、極端に研ぎ澄まされた五感を手に入れた。岬田は、ウイルスに感染した犯罪者たち、そして感染者を排除しようとする活動家たちの思惑に巻き込まれながらも特命任務にあたり、ウイルスを感染させた元恋人の明林を探そうとするーー。警察からも犯罪者からも疎まれた、大沢在昌史上最も孤独なヒーローを描く、傑作エンターテインメント！
Amazon.co.jpより引用
こちらはAudibleのために書き下ろされた作品。
ヴァンパイア・ウィルスという設定が面白い！
つい「コロナ」を連想させますね。
大沢在昌作品からお探しの方におすすめです。
③方舟（夕木春央）
10冊目のおすすめは「方舟」。
こちらはこんな作品となっています（↓）
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
「方舟」は週刊文春ミステリ1位にも選ばれた作品！
クローズドサークルもののミステリとなっています（↓）
身動き出来ないという意味で密室な環境下で、そのぶん登場人物たちの動きもそこまで大きくないのに、最後まで飽きのこない展開だった。
ラストは別に画期的な結末でもないのに、なぜか恐怖を感じた。
読み終わったあと結末の続きを自分で妄想してみたが息苦しくなったのでやめました。Amazon.co.jpより引用
こんな感じで密室での犯人探しが読ませる！
密室ミステリーからお探しの方におすすめです。
④告白（湊かなえ）
11冊目のおすすめは「告白」。
こちらはこんな作品となっています（↓）
- 2009年、本屋大賞受賞
- 2010年、映画化
- 売上げ300万部突破
- 小説推理新人賞受賞（第一章：聖職者）
こんな感じでめっちゃ有名な本書。
本屋大賞を受賞し、話題となりました。
湊かなえのデビュー作からお探しの方におすすめです。
Audible（オーディブル）おすすめ警察小説＆ミステリーまとめ
いかがでしたか？
今日はオーディブルで聴けるミステリーをご紹介してみました。
ちなみに「Audibleで聴ける小説80選」はこちら（↓）
-
-
Audible（オーディブル）のおすすめ小説80選！【全て聴き放題】
こんにちは。 彩人です。 「Audible（オーディブル）で聴ける小説が知りたい！」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 僕はオーディブルを利用すること1年半！ その中でも「これは！！」と思える ...
続きを見る
良かったらこちらもよろしくお願いします。
ではまた。