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貫井徳郎の文庫化されているおすすめ作品17選!【2023年最新版】

こんにちは。

彩人です。

貫井徳郎のおすすめ作品ってあるかな?

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は貫井徳郎はほぼ全冊読破!

そんな僕が貫井徳郎のおすすめ作品をご紹介しています。

よろしくお願いします。

あやと
あやと
執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量の1/3が村上春樹

貫井徳郎の文庫化されているおすすめ作品17選

貫井徳郎おすすめ文庫:17位「明日の空」



貫井篤郎のおすすめ第17位は「明日の空」です。

こちらはこんな作品となっています(↓)

あらすじ

日本で新たに高校生活を始めた帰国子女の栄美(エイミー)。淡いときめきも別れの痛みも、いつかは青春の思い出になるはずだった。だが後に知ったのは……貫井徳郎が青春小説に仕掛けた「驚き」とは!?

(amazon.co.jpより引用)

こちらは貫井さんには珍しい青春ミステリー。

爽やかな読後感がとても良い感じに仕上がっています。

温かい貫井作品からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:16位「失踪症候群」〜症候群シリーズ〜



おすすめ第16位は「症候群シリーズ」。

こちらはこんな理由からおすすめです(↓)

  • 2017年、テレビドラマ化
  • 全3巻から成るシリーズ物

こんな感じでWOWOWにてドラマ化。

玉山鉄二の主演も話題となりました。

シリーズものからお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:15位「追憶のかけら」



おすすめ第15位は「追憶のかけら」。

こちらは読書メーターの感想が参考になります(↓)

すごい作品である。読む手が止まらない小説はそれなりにある。だが、読み切ってしまうのがもったいないと感じる小説はめったにない。本作品はまさしくそんな小説だった。まず、無名作家の未発表手記が面白い。戦後の混乱期の人探しとそれにかかわった人々の不幸な出来事を書いてあるだけだが、ついつい読んでしまう。

(読書メーター「scarecrow」さんの感想)

「追憶のかけら」は第58回日本推理作家協会賞候補作

去年(2022年)新装版も発売されました(↓)


追憶のかけら 現代語版 (実業之日本社文庫)

隠れた名作からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:14位「夜想」


おすすめ第14位は「夜想」です。

こちらはこんな作品となっています(↓)

あらすじ

事故で妻と娘を失い、毎日を惰性で生きる雪籐(ゆきとう)。ある日落とした定期を拾ってくれた若い女性に、雪籐は胸を衝かれた。彼女は涙を流し「あんまりかわいそうなので、つい……」と言ったのだ。その女子大生・天美遙は、物に触れるとそこに籠もった“思い”を読み取る不思議な能力を持っていた。悩む人の相談にのる彼女の力をもっと広く役立てようと、雪籐は仕事をやめ、会をつくるが…これは新興宗教の誕生なのか? 魂の救済を描く、圧巻の感動巨編。

(amazon.co.jpより引用)

「夜想」は貫井さんが描く宗教小説!

それでいてサクサク読める文体となっています。

貫井さんらしい小説からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:13位「神のふたつの貌」



おすすめ第13位は「神のふたつの貌」。

こちらはこんな理由からおすすめです(↓)

  • 2021年、新装版が発売
  • 2001年、週刊文春ミステリーベスト13

「神のふたつの貌」は貫井さんが描く「神の救いの物語」。

少し難解な作品となっています。

深い作品からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:12位「空白の叫び」



おすすめ第12位は「空白の叫び」。

こちらは隠れた名作となっています(↓)。

「普通の中学生」が、なぜ人を殺したのか――。世界への違和感を抱え、殺人を犯した3人の少年たちの心の軌跡を追う長篇犯罪小説。(amazon.co.jpより引用)

あまりにも上巻が良すぎて、上巻にもひとつ解説が!

解説2つという異例の作りとなっています。

骨太な貫井作品からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:11位「壁の男」


おすすめ11位は「壁の男」です。

こちらも隠れた名作となっています(↓)

あらすじ

北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。
決して上手いとは言えないものの、その色彩の鮮やかさと力強さが訴えかけてくる。

そんな絵を描き続ける男、伊苅にノンフィクションライターの「私」は取材を試みるが、寡黙な彼はほとんど何も語ろうとしない。
彼はなぜ絵を描き続けるのか――。

だが周辺を取材するうちに、絵に隠された真実と、孤独な男の半生が次第に明らかになっていく。

(amazon.co.jpより引用)

壁に絵を描く男の話が読ませる、読ませる!

読者レビューも高い作品となっています。

近年の隠れた名作からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:10位「女が死んでいる」



おすすめ第10位は「女が死んでいる」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 2015年いきなり文庫で発売
  • 初出「女が死んでいる」はライセンス・藤原とのコラボ作品

こんな感じで初出時は、グラビアも話題に。

そしていきなり文庫での発売も話題となりました。

一風変わった貫井作品からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:9位「新月譚」



第9位は「新月譚」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

あらすじ

ベストセラー作家はなぜ筆を折ったのか?

突然筆を折ったベストセラー作家・咲良怜花。その理由は、一人の男との煉獄のような恋愛関係だった。甘く残酷で痛ましい恋愛物語。

(amazon.co.jpより引用)

こんな感じの女性が主人公の物語。

直木賞候補作にも選ばれ、話題となりました。

美人ミステリものからお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:8位「崩れる」



おすすめ第8位は「崩れる」。

こちらはこんな感じの短編集です(↓)。

仕事もしない無責任な夫と身勝手な息子にストレスを抱えていた芳恵。ついに我慢の限界に達し、取った行動は……(「崩れる」)。30代独身を貫いていた翻訳家の聖美。ある日高校の同級生だった真砂子から結婚報告の電話があり、お祝いの食事会に招待されるが……(「憑かれる」)。家族崩壊、ストーカー、DV、公園デビューなど、現代の社会問題を「結婚」というテーマで描き出す、狂気と企みに満ちた8つの傑作ミステリ短編集。

(amazon.co.jpより引用)

あらすじの通り、いろんなテーマに着目。

25年前の刊行なのに古さを感じさせない内容となっています。

短編集からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:7位「慟哭」



おすすめ第7位「慟哭」です。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • デビュー作
  • 発売から50万部突破
  • 第4回鮎川哲也賞候補

「慟哭」は作家・北村薫に、

題は『慟哭』書き振りは≪練達≫読み終えてみれば≪仰天≫

と言わせた名作。

発売からすでに50万部を突破しています。

作品選びに失敗したくない方に特におすすめです!

貫井徳郎おすすめ文庫:6位「微笑む人」



第6位は「微笑む人」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 週刊文春ミステリーベスト19
  • 2020年、松坂桃李主演でテレビドラマ化

「微笑む人」はエリート銀行員がなぜ人を殺したかをめぐるミステリー。

貫井さんお得意のどんでん返しストーリーとなっています。

本格ミステリーを楽しみたい方にオススメです。

貫井徳郎おすすめ文庫:5位「我が心の底の光」


第5位は「我が心の底の光」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

あらすじ

母は死に、父は人殺し、そんな峰岸晄は暗い少年時代を送っていた。孤独の闇の中で、晄が向かう先は――。八〇年代のこの国に生を享けながら、豊かさとは無縁に飢えて育ち、感情を殺して生きる晄の、心の底に差す光は何なのか? 全編を覆う「無温の世界」。身を震わせるラストの衝撃! 胸を撃ち抜く傑作長編!

(amazon.co.jpより引用)

こんな感じのイヤミス要素が濃い作品。

ラストまで感情描写が一切ないことでも話題となりました。

暗い貫井作品からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:4位「後悔と真実の色」



第4位は「後悔と真実の色」。

こちらにはこんなおすすめ理由があります(↓)

  • 第23回山本周五郎賞受賞
  • 2010年本格ミステリ・ベスト9選出

「後悔と真実の色」は骨太ミステリー。

「日本推理作家協会賞」を目指して書かれました。

分厚い貫井作品からお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:3位「私に似た人」



私に似た人」は、直木賞候補作。

貫井作品を初めて読む人に特にオススメです(↓)

小規模なテロが頻発するようになった日本。実行犯たちは実生活では接点がないものの、一様に、冷たい社会に抵抗する“レジスタント”と称していた。テロに関わらざるをえなくなった、それぞれの人物の心象と日常のドラマを精巧に描いたエンターテインメント大作。

(amazon.co.jpより引用)

こちらは当時話題になった働く貧困がテーマ。

直木賞候補にもなり、話題となりました。

貫井徳郎っぽい作品をお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:2位「灰色の虹」



おすすめ第2位は「灰色の虹」。

こちらは本当に、めっちゃ面白いです(↓)

7年前、小さな運送会社に勤めていた江木雅史は、上司を殺害した無実の罪で逮捕・起訴された。暴力刑事の荒っぽい取り調べに屈し自白してしまったものの、決定的な物証はなく、状況証拠を積み上げただけの事件だったため、事態が好転することを願っていた。しかし、目撃証言が決定打となり懲役6年の判決が下された。控訴も上告も棄却され、打ちひしがれながらも服役を終えた江木だったが、出所した彼を更なる絶望が襲う。江木は、自分から全てを奪った者たちへの復讐を決意する。

こんな感じの冤罪小説。

2012年にドラマ化もされました。

夢中になれる1冊をお探しの方におすすめです。

貫井徳郎おすすめ文庫:1位「乱反射」



おすすめ第1位は「乱反射」です。

こちらにはこんなおすすめ理由があります(↓)

  • 第141回直木賞候補作
  • 2018年、テレビドラマ化
  • 第63回日本推理作家協会賞受賞

「乱反射」はマイナス44章から始まるという異例の作り。

どの感想サイトでも高評価を得ています(↓)

最高です! とにかく最高です。それしか表現しようがありません。
殺人事件の起こらないミステリーに、初めて出会いました。
未読の方、絶対お勧めです!
導入部から結末に至るまでの各自の描写が詳細に描かれていて、
ページを繰る手が止まらなくなりました。つい夜更かしする一冊ですね。

(amazon.co.jpより引用)

こんな感じの貫井徳郎、最高峰作品!

最高傑作からお探しの方におすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

今日は「貫井徳郎のおすすめ文庫作品」をテーマに書いてみました。

僕は他にも貫井徳郎さんの記事を書いています(↓)

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