こんにちは。
彩人です。
「中村文則「カード師」の感想が知りたい!」
「中村文則「カード師」のあらすじはどんなだろう?」
今日は、こんな方向けに記事を書いています。
僕はつい先日「カード師」を読み終わったばかり。
今日は「カード師」の感想を書いています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量の9割が小説
中村文則「カード師」のネタバレなしのあらすじと感想
「カード師」簡単なあらすじ
まず、中村文則さんの「カード師」とはこんな作品です(↓)
- 発売日:2021年5月7日
- 文庫発売日:2023年9月7日
- ページ数:464ページ
- 朝日新聞出版社刊行
- 朝日新聞にて2019年10月1日〜2020年7月31日まで連載
また、ネタバレしない程度のあらすじはこんな感じです(↓)
違法カード師「僕」が主人公。
「僕」は英子という女性に指示されて佐藤の専任占い師に就任します。イカサマ占い師のため、占いで外れた後に、殺される予定でしたが、ひょんなことから大当たり。そこで佐藤と正式に契約を交わしました。
一方、佐藤は前任の占い師を殺した怖い人。ある日、「二人のうちのどちらに会うべきか?」と相談されるのですが…
こんな感じでめっちゃ、中村文則らしい作品。
「教団X」とも重なり、てんこ盛りな作品でした。
なので中村文則が好きな方におすすめです。
「カード師」感想→つまらない作品だったかも…
僕は、うーん、つまらないかも…という感想でした。
みなさまは、どうでしたか?
なんというか「魔女狩り」「悪魔」「オウム事件」「UFO」「震災」といろんなエピソードがてんこ盛り。
そのため、話の筋が掴みづらくなっています。
読書メーターでもこんな感想が目立ちました(↓)
良く言えば、個性的なんでしょうが、読者を置いてきぼりにした感じ。
(ガットウさんの感想)
また違う方の感想もこんな感じでした(↓)
うーん長い。新聞連載だったようだけど途中で迷走したのかな。全財産を賭けるポーカーのシーンは面白かったけれど、うーん…私には合いませんでした。
(のんさんの感想)
ただ中盤のポーカーゲームだけは面白く、そこだけは一気読み。
そしてそこだけは面白かったとする感想もありました(↓)。
全財産をかけてのポーカーゲームは手に汗握り面白かったが、全体的には色々なものがぎっしり詰まりすぎていて読むのが大変でした。
(ぽっちゃんさんの感想)
ただ「傑作」とする感想もあり、評価は分裂しています(↓)。
面白かったです。占いとポーカー、神話と物理学といった様々なテーマが織り込まれていて五感で感じるようでした。特にポーカーの場面が臨場感があり、秀逸です。絶望するしかできない仄昏さの中に微かな光が差し込んでいるようでした。
(優希さんの感想)
こんな感じで、良かったとする感想もちらほら。
なので一概にはなんとも言えないようです。
僕も一読だけではなんとも言えない感じ。
文庫化されたらもう一度読もうかな?という感じでした。
まとめ
いかがでしたか?
僕は普段、読書ブロガーとして活動。
批判的な書評を書くのは初めてでした。
他にもいろんな作品を紹介しています(↓)
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