こんにちは。
彩人です。
「『成瀬は信じた道をいく』ってどんな作品だろう?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は「成瀬シリーズ」の大ファン!!
続編「〜信じた道をいく」も先日、読了しました。
今日はその「成瀬は信じた道をいく」の感想などを書いています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は100〜150冊!
宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」のネタバレありのあらすじ!
まず、「成瀬は信じた道をいく」とはこんな作品です(↓)
- 新潮社刊
- 192ページ
- 2024年1月発売
- 成瀬シリーズ第2巻
- 第1作目は売り上げ41.5万部
こんな感じで、本屋大賞した続編。
発行部数は41.5万部を超え、話題となりました。
では、それぞれどんなあらすじでしょうか?
ここから深掘りして行きたいと思います。
第1話:ときめきっ子タイム
1話目「ときめきっ子タイム」は小学生の話。
成瀬ファンの小学生(北川みらい)が主人公でした。
みらいは、夏祭りで、ゼゼカラのファンに。
なので、学校の授業で発表しようとしました。
しかし、どうやって成瀬と接触しようか?
…そう思っていたところ、偶然、成瀬と遭遇!
地域パトロール中の成瀬と遭遇したのです。
取材を終えたみらいは、発表を無事終了。
最後はパトロール隊へ加わり終わったのでした。
第2話:成瀬慶彦の憂鬱
2話目「成瀬慶彦の憂鬱」は成瀬のお父さんの話。
父親はパソコンの履歴から成瀬の一人暮らしを知りました。
さて、大学受験当日。
成瀬は大学内でキャンプする人を見かけます。
しかし、なぜ大学構内でキャンプなのか?
そう思った成瀬は、自宅に泊まって行け、と声がけ。
彼は、成瀬宅へ泊まって行くこととなりました。
彼は高知から来た、浪人生ユーチューバー。
ユーチューブ撮影のため高知から来たんだとか。
なかなか濃いキャラですね〜。
そして受験を終えた城山は、帰宅し、YouTubeをアップ。
成瀬はモザイク付きで出演したのでした。
そして受験は二人とも合格。
春から京都大学へ通うことになったのでした。
第3話:やめたいクレーマー
3話目「やめたいクレーマー」はクレーマーの話。
言実(ことみ)は、スーパーのクレーマーでした。
働いていたのは、成瀬。
パートタイマーとして、学業の合間に働いていました。
しかし、成瀬は、とんでもないことを依頼。
なんと万引き犯を捕まえて欲しいと頼んだのです。
ところが言実は、あっさり、万引き犯と遭遇。
目撃が逮捕のきっかけとなり、貢献しました。
第4話:コーンビーフはうまい
4話目「コーンビーフはうまい」は観光大使の話。
成瀬は、観光大使になりたいと、志願したのです。
そして応募してみると、あっさり、合格!
晴れてびわ湖大津観光大使となりました。
コンビを組むのは、篠原かれん。
親子3代続けて観光大使という家系でした。
そこで成瀬は、観光大使1グランプリに出場を提案。
全国の観光大使グランプリへと応募したのです!
さてさて。
グランプリ当日の朝。
かれんは、トラブルギリギリ間に合うかどうか。
そこで、成瀬に連絡しておこうとしたのです。
電話番号の覚え方は「コーンビーフはうまい」。
この暗号で、成瀬宅へ無事、電話できたのでした。
第5話:探さないでください
5話目「探さないでください」は行方不明の話。
大晦日の日、成瀬が行方不明になったのです。
その日はゼゼカラの相方・島崎が来る日。
しかし、滋賀を尋ねると行方不明と知りました。
そこで結成されたのは「成瀬捜索班」。
父親と母親、島崎、篠原かれんなどで捜索班を結成したのです。
成瀬が行きそうな場所は、名古屋のスタンプラリー。
しかし、行ってみるとすでにいないとのことでした。
そこで諦めて帰宅すると成瀬はTVに出演!
滋賀代表として紅白でけん玉を披露していました。
宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」の感想・レビュー
「成瀬は信じた道をいく」は面白かった!です。
例えば、(↓)
帰ってきた成瀬にまた会えた。一気読み!
「読書メーター」たなぼうさんの感想
こんな感想から、
成瀬あかり、ますますパワーアップして帰ってきた。嬉しい‼️大学生になって周囲にちょっとは合わせる柔軟性も身に着け、人としての成長も垣間見えた。
「読書メーター」みこちゃんさんの感想
パワーアップしていたとの感想まで。
なので、とても読み応えある作品となっています。
僕も読んだのですが、めっちゃ面白い!!
なぜなら、
- 1作目とのつながり
- 各話ごとのつながり
- 成瀬のエピソード
- 成瀬のその後の生活
- 成瀬と他の人物の登場
と、読みどころたくさんだったから。
なので、1作目より面白い作品となっています。
ちなみに「成瀬シリーズ」は、第3部、第4部と続くそう。
なぜなら産経ニュースの記事で、(↓)
ただ、シリーズの執筆は次の3作目でいったん休むつもりだ。「大人を主人公にした話やミステリー、ファンタジーにも挑戦したい。作家としていろんな話を書ける〝筋肉〟を付けたいんです」。一方で「いつか絶対に帰ってきて『成瀬』の4作目もやる。私のライフワークとして続いていく気がする」とも。
「産経ニュース」より引用
と取り上げられていたから。
なので3作目、4作目にも期待ですね!
まとめ
いかがでしたか?
今日は「成瀬は信じた道をいく」をまとめてみました。
ちなみに前作の感想はこちら(↓)
良かったらこちらもよろしくお願いします。
ではまた。