こんにちは。
彩人です。
「米澤穂信さんの『可燃物』ってどんな作品かな?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は米澤穂信さんのファン歴15年!!
そんな僕が「可燃物」について書いています。
よろしくお願いします。
![あやと](https://ayatow.com/wp-content/uploads/2021/03/A5C30452-E3C1-412A-8066-367C9E2C08CD-e1616908594307.jpg)
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は150〜200冊!
米澤穂信「可燃物」のネタバレありのあらすじと感想!【文庫は未発売】
まず「可燃物」とはこんな作品です(↓)
- 257ページ
- 文藝春秋刊
- 文庫は未発売
- 2023年7月発売
- 米澤穂信初の警察ミステリー
こんな感じでして、全5篇を収録したミステリー。
まったく新しい感覚のミステリーとなっています。
ちなみに「可燃物」はオーディブルで聴くことが可能!
なので登録すれば、無料で聴くことができます(↓)
米澤穂信「可燃物」のネタバレありのあらすじ①崖の下
まず1話目は「崖の下」スノボミステリー。
群馬県を舞台にした、ミステリーでした。
出だしは、スノボ客と連絡が取れないところから始まり。
なので、緊迫したスタートとなりました。
ここで登場したのが「葛(かつら)警部」。
彼はこの小説の主人公で、捜査一課の刑事です。
ところがその後、後東が死亡していることが判明!
後東には刺された跡があったのです。
ここで警察(葛警部)が出動。
事件、解明へと捜査に乗り出したのでした。
さて、冒頭から読ませる読ませる!!
なぜなら、凶器、血液型と推理要素が満載だったから。
なので1話目からガッツリしたミステリーでした。
米澤穂信「可燃物」のネタバレありのあらすじ②ねむけ
続いて、2話目「ねむけ」は交通事故の話。
被害者・金井みよ子が、意識不明で搬入されたのです。
ここで、登場したのが主人公・葛警部。
なぜなら金井に殴打された跡があったから。
なので葛警部の登場となりました。
さてここで容疑者の一人・田熊竜人が交通事故に遭遇。
しかし、やけに目撃者が多い深夜の事故でした。
そして、誰かを庇っている様子も伺える!
それはなぜなのか?
こちらをめぐるミステリー!
事件のキーワードは「ねむけ」。
なぜなら、眠気が事故につながったから。
なので「ねむけ」がキーワードにつながったのでした。
米澤穂信「可燃物」のネタバレありのあらすじ③命の恩
3話目「命の恩」は人体発見の話。
人の腕が榛名山麓「きすげ回廊」で発見されたのです。
被害者は野末晴義。
野末勝の父親でした。
しかし、被害者・野末は、宮田村から借金。
そこで葛警部の出番となりました。
米澤穂信「可燃物」のネタバレありのあらすじ④可燃物
さて4話目「可燃物」は「放火」のお話。
近所のゴミ捨て場から、次々にボヤが発生したのです。
しかし、犯行の日は、曇天や雨天などの日。
なので、「燃え上がらせること」が目的ではない!
葛警部がこんな推理を働かせました。
燃え上がらせることが目的ではないとしたら…?
意外なところに動機のある作品でした。
米澤穂信「可燃物」のネタバレありのあらすじ⑤本物か
最後の「本物か」は立てこもり事件の話。
ファミリーレストランで拳銃所持の立てこもり事件が起きたのです。
この事件の鍵は、
①「逃げろ!」とは誰が叫んだのか?
②スパゲティの茹で時間と「逃げろ」の時間
こちらがポイント。
しかし、こちらを見事解決したのが葛警部。
茹で時間をヒントに見事事件を解決したのでした。
米澤穂信「可燃物」の全体的な感想【めっちゃ面白い推理小説!】
全体的な感想は、めっちゃ面白い!!です。
なぜなら、本格的なミステリーだったから。
なのでミステリー好きにはたまらない作品となっています。
ちなみに本作には、私生活などの記載は一切なし。
完全に葛警部の推理だけが描かれていました。
注目なのは、シリーズ続編はあるのかどうか?
ただ、続編は、どうやらありそうですね!
なぜなら、「オール読物」で連載され始めたから。
なので、次作にも期待ですね!
米澤穂信「可燃物」のあらすじや感想まとめ
いかがでしたか?
今日は米澤穂信の「可燃物」のあらすじ感想を書いてみました。
ちなみに「2023年のおすすめ小説」はこちらでもご紹介しています(↓)
-
-
最近(2022〜24年)のおすすめ小説ランキング25選!【話題作】
こんにちは。 彩人です。 「最近のおすすめ小説が知りたい…!」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 僕の年間読書量は150〜200冊!! そんな僕が最近出た小説をご紹介しています。 よろしくお願 ...
続きを見る
良かったらこちらもよろしくお願いします。
ではまた。