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西村賢太おすすめ小説7選!【代表作&最高傑作&読む順番はこれ!】

こんにちは。

彩人です。

西村賢太のおすすめ作品ってあるかな?

西村賢太の代表作って何だろう?

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は西村賢太の読者歴読者歴12年!

そんな僕がおすすめ作品などを書いています。

よろしくお願いします。

あやと
あやと
執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・西村賢太の読者歴12年!

西村賢太のおすすめ小説7選!【代表作&最高傑作&読む順番は?】

西村賢太のおすすめ最高傑作&代表作①苦役列車

 まず西村賢太さんの最高傑作は、「苦役列車」です。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 2010年刊行
  • 2012年映画化
  • 第144回芥川賞受賞作

こんな感じの超代表作!

僕もこの作品から読み始めました。

一番の代表作からお探しの方におすすめです。

西村賢太のおすすめ最高傑作&代表作②どうで死ぬ身のひと踊り



2冊目の代表作は「どうで死ぬ身のひと踊り」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 新潮文庫刊
  • 249ページ
  • 処女作「墓前生活」を収録

こんな感じでこちらも超代表作!

それでいて西村賢太らしい1冊となっています。

2番目の代表作&最高傑作からお探しの方におすすめです。

西村賢太のおすすめ最高傑作&代表作③蝙蝠か燕か



3冊目の代表作は「蝙蝠か燕か」です。

こちらはこんな作品となっています(↓)

2022年2月5日に急逝した著者の、読者からの熱烈な要望によって実現した未刊行小説集。
完結した小説としては著者最後の作品となった表題作をはじめ、著者の本領たる藤澤清造“歿後弟子”としての覚悟を扱った3篇を収録。

Amazon.co.jpより引用

こんな感じの西村賢太の遺作。

それでいて、めっちゃ面白い内容となっています(↓)

嘘をつくんじゃねえ!このぼくが、大事な書簡をわざわざ台無しにする細工を、てめえなぞ頼むわけないだろうが!見損なうんじゃねえよ!

西村賢太「黄ばんだ手躓」より引用

こんな感じで読ませる力はさすが!

西村賢太の新たな代表作からお探しの方におすすめです。

西村賢太のおすすめ最高傑作&代表作④雨滴は続く



4冊目の代表作&最高傑作は「雨滴は続く」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 文藝春秋刊
  • 488ページ
  • 2200円(税込)
  • 西村賢太最後の長編作品
  • 完成直前で未完となった作品

こんな感じの未完の長編作品!

488ページの超大作となっています。

長編小説の傑作からお探しの方におすすめです。

西村賢太のおすすめ最高傑作&代表作⑤蠕動で渉れ、汚泥の川を



5冊目のおすすめは「蠕動で渉れ、汚泥の川を」。

こちらは個人的におすすめです(↓)

こんな青春も、存在する――17歳。中卒。日雇い。人品、性格に難あり。しかし北町貫多は今日も生きる――。無気力、無目的に流浪の日々を送っていた貫多は、下町の洋食屋に住み込みで働き始めた。案外の居心地の良さに、このまま料理人の道を目指す思いも芽生えるが、やがて持ち前の無軌道な性格から、自らその希望を潰す行為に奔り出す――。善だの悪だのを超越した、負の青春肖像。渾身の長篇私小説! 解説・湊かなえ

こんな感じの長編小説!

ところがこちらもめっちゃ読ませるんです。

料理人として住み込みで働き始めた北町貫太(西村賢太)。

彼がやらかす暴挙がすごい!

こんな人もいるんだな、と勇気をもらいたい方におすすめです。

西村賢太のおすすめ最高傑作&代表作⑥小銭をかぞえる



6冊目の傑作は「小銭をかぞえる」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 文春文庫刊
  • 132ページ
  • 彼女のぬいぐるみを捨てる「焼却炉行きの赤ん坊」収録

こんな感じでとにかく「とんでもない」小説!

彼が行う暴挙に読む手が止まりません。

初期の代表作からお探しの方におすすめです。

西村賢太のおすすめ最高傑作&代表作⑦瓦礫の死角



最後のおすすめは「瓦礫の死角」です。

こちらはこんな作品となっています(↓)

父親の性犯罪によって瓦解した家族。その出所が迫り復讐を恐れる母。消息不明の姉。17歳・無職の貫多は……。傑作「私小説」4篇。

性犯罪による父親の逮捕を機に瓦解した家族。出所後の復讐に怯える母親。家出し、消息不明の姉。罪なき罰を背負わされた北町貫多は17歳、無職。犯罪加害者家族が一度解体し、瓦礫の中から再出発を始めていたとき、入所から7年の歳月を経てその罪の張本人である父親が刑期を終えようとしていた。──表題作と“不”連作の私小説「病院裏に埋める」、〈芝公園六角堂跡シリーズ〉の一篇「四冊目の『根津権現裏』」、“変化球的私小説”である「崩折れるにはまだ早い」の全四篇を収録。

こんな感じで若い時から晩年の私小説までを収録!

全編、西村賢太らしい小説となっています。

晩年の傑作からお探しの方におすすめです。

西村賢太の読む順番&刊行順番&秋恵モノ

西村賢太氏の刊行順番はこんな感じです(↓)

①どうで死ぬ身のひと踊り(2006年)
②暗渠の宿(2006年)
③二度はゆけぬ町の地図(2007年)
④小銭をかぞえる(2008年)
⑤廃疾かかえて(2009年)
⑥人もいない春(2010年)
⑦苦役列車(2011年)
⑧寒灯(2011年)
⑨棺に跨がる(2013年)
10.歪んだ忌日(2013年)
11.疒(やまいだれ)の歌(2014年)
12.無銭横町(2015年)
13.痴者の食卓(2015年)
14.蠕動で渉れ、汚泥の川を(2016年)
15.芝公園六角堂跡(2017年)
16.夜更けの川に落葉は流れて(2018年)
17.羅針盤は壊れても(2018年)
18.瓦礫の死角(2019年)
19.雨滴は続く(2022年)
20.蝙蝠か燕か(2023年)

こんな感じで全18作発売!

なのでこの順番で読めば、間違いないです。

ただ、西村作品には「秋恵モノ」と呼ばれる作品があることがポイント!

なのでそちらだけ「別物」と捉えた方が良さそうです。

ちなみにその「秋恵モノ」とはこんな作品(↓)


棺に跨がる (文春文庫)

  • どうで死ぬ身の一踊り
  • 暗渠の宿
  • 小銭をかぞえる
  • 廃疾かかえて
  • 寒灯
  • 痴者の食卓
  • 無銭横町
  • 棺にまたがる

こんな感じの全8作品!

軽いシリーズものからお探しの方におすすめです。

まとめ

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

ちなみに「西村賢太の最新刊・遺作」はこちら(↓)

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