こんにちは。
彩人です。
「万城目学のおすすめ作品を知りたい…!」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は万城目さんのファン歴、10数年!
万城目作品は、ほぼ全作読破しました。
そんな僕がおすすめ作品をご紹介しています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は、100〜150冊
万城目学おすすめ本①八月の御所グラウンド
まず、おすすめ1冊目は「八月の御所グラウンド」。
こちらはこんな理由からおすすめです(↓)
- 204ページ
- 文藝春秋刊行
- 2023年8月発売
- 第170回直木賞受賞作
- 万城目学16年ぶりの京都舞台の中編
こんな感じで、直木賞を受賞した本書。
6回もノミネートされ、話題となりました。
内容としては、
女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。
今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇。
こんな感じで、16年ぶりに京都が舞台!
中篇2篇が収録されました。
直木賞受賞作からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本②鴨川ホルモー
2冊目のおすすめは「鴨川ホルモー」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 万城目学のデビュー作
- 2009年、実写映画化
- 2007年、本屋大賞7位
- 第4回ボイルドエッグ新人賞受賞
- TBS王様のブランチ「ブランチBOOK大賞新人賞」受賞
こんな感じで、ボイルドエッグ新人賞を受賞した本作。
2009年映画化もされ、話題となりました。
デビュー作からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本③プリンセス・トヨトミ
3冊目のおすすめは「プリンセス・トヨトミ」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第141回直木賞候補
- 関西三部作のラスト
- 2011年、実写映画化
- 2009年、ラジオドラマ化
- 2009年「咲くやこの花賞」受賞
こちらは、2011年映画化された作品!
直木賞候補にも選ばれ、話題となりました。
出世作からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本④ヒトコブラクダ層戦争
4冊目のおすすめは「ヒトコブラクダ層戦争」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
万城目ワールド、ついに海を越えて世界へ!
梵天、梵地、梵人(三つ子)。その特技は泥棒、恐竜化石発掘、メソポタミア、未来予知。彼らが向かった先(イラク)に待つものは!?
貴金属泥棒で大金を手にした三つ子の前に、ライオンを連れた謎の女が現れたとき、彼らの運命は急転する。わけもわからず向かわされた砂漠の地で、三つ子が目撃する驚愕の超展開とは!?
Amazon.co.jpより引用
「ヒトコブラクダ層ぜっと」は2021年発売!
三つ子の主人公が、めっちゃ面白い!!(↓)
世界史もメソポタミア文明も恐竜もよくわかっていない人間ですが、
説明口調すぎない説明のおかげでありがたく理解できます。
意味不明な事象が多いのに、しっかり映像が頭に浮かぶのが、万城目先生の好きなところです。読み始めたら止まらなかった、、。
Amazon.co.jpより引用
こんな感じで、一気読みした!とする人も。
三つ子小説からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本⑤偉大なるしゅららぼん
5冊目のおすすめは「偉大なるしゅららぼん」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 2011年、集英社より刊行
- 2013年、「ジャンプ改」にて漫画化
- 2013年、英語翻訳化
- 2014年、実写映画化
こちらは英語翻訳化までされた作品。
また2014年には映画化までされました。
万城目さんらしい作品からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本⑥かのこちゃんとマドレーヌ夫人
6冊目のおすすめは「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて……。元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。
Amazon.co.jpより引用
こちらは「ちくまプリマー新書」で発売。
新書で初めて直木賞候補となり、話題となりました。
一風変わった小説からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本⑦バベル九朔
7冊目のおすすめは「バベル九朔」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
俺は5階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。
巨大ネズミ出没、空き巣事件発生と騒がしい毎日のなか、ついに自信作の大長編を書き上げた。だが、タイトル決めで悩む俺を、謎の“カラス女”が付け回す。テナントのギャラリーに逃げこんだ俺は、ある絵に触れた途端、見慣れた自分の部屋で目覚める――外には何故か遙か上へと続く階段と見知らぬテナント達が。
「バベル九朔」に隠された壮大な秘密とは?Amazon.co.jpより引用
「バベル九朔」はとても難解な作品。
しかし「直木賞」候補にも選ばれ、話題となりました。
難しめの作品からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本⑧あの子とQ
8冊目のおすすめは「あの子とQ」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
吸血鬼の一族である嵐野家。でも、現代の吸血鬼は人間社会に溶け込んでいて、人の血を吸うなんてもってのほか! 嵐野家の一人娘・弓子は親友のヨッちゃんと楽しい高校生活を送っていたが、ある朝突然「Q」というトゲトゲのばけものが出現。弓子が17歳の誕生日を迎えるまでの10日間、人の血を吸わないか監視に来たと言うのだが……。
「Q」にまつわる秘密、親友の恋の行方、そして巻き起こる大騒動の結末は……!?
ミラクル吸血鬼ストーリー!Amazon.co.jpより引用
「あの子とQ」は現代版ドラキュラ小説!
意表をついた設定がめっちゃ面白いんです(↓)
青春✕冒険✕ミステリー、これぞ万城目ワールド!
吸血鬼の子孫、嵐野弓子の家に突然「Q」なるものが現れて…いきなり謎な展開のまま、高校生活に突入し、ある事件をきっかけに怒涛の展開が待ってます。そして、一気に読み進めてしまいました。Amazon.co.jpより引用
こんな感じで、一気に読めた!とする感想多数!
女の子が主人公の作品からお探しの方におすすめです。
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万城目学「あの子とQ」のネタバレありのレビューと感想【徹底考察】
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万城目学おすすめ本⑨鹿男あをによし
9冊目のおすすめは「鹿男あをによし」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 万城目学2作目
- 第137回直木賞候補
- 2008年本屋大賞ノミネート
- 2008年、テレビドラマ化、漫画化
こちらは2008年、ドラマ化された1冊!
直木賞にもノミネートされ、話題となりました。
初期の代表作からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本⑩パーマネント神喜劇
10冊目のおすすめは「パーマネント神喜劇」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 連作短編小説
- 第31回山本周五郎賞候補
- 2010年、世にも奇妙な物語でドラマ化
「パーマネント神喜劇」は2017年の作品。
山本周五郎賞にも選ばれ、話題となりました。
連作短編集からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本(11)ホルモー六景
11冊目のおすすめは「ホルモー六景」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 2007年刊行
- 全6編からなる短編集
- 「鴨川ホルモー」続編(スピンオフ作品)
「ホルモー六景」は前述「鴨川ホルモー」の続編。
全6編の連作短編集となっています。
初期の短編集からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本(12)悟浄出立
12冊目のおすすめは「悟浄出立」。
こちらもこんな理由からおすすめです(↓)
- 2014年刊行
- 第152回直木賞候補
- 第5回山田風太郎賞候補
こんな感じの超文学的作品。
直木賞、山田風太郎賞にもノミネートされ話題となりました。
少し難しめの万城目作品からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本(13)べらぼうくん
13冊目のおすすめは「べらぼうくん」です。
こちらは万城目さんのエッセイとなっています(↓)
未来なんて誰にもわからないのだ。
川べりを俯き歩く万城目青年は、いかにして作家としての芽を育てたか。万城目ワールドの誕生前夜を描く極上の青春記であり、静かに深く届けたい人生論ノート。
「週刊文春」の人気連載、待望の書籍化!Amazon.co.jpより引用
こちらは万城目さんの自伝的エッセイ。
作家になるまでが描かれ、話題となりました。
エッセイからお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本(14)ザ・万歩計
14冊目のおすすめは「ザ・万歩計」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』…
奇想天外なストーリーで読者を驚かせ続ける奇才・ 万城目学の初エッセイ集! 大阪で“阿呆”の薫陶を受けた少年時代、作家を志すキッカケ、“ 黒い稲妻”ことゴ○ブリとの仁義なき戦い、 噛みまくるラジオDJに執筆を阻まれ、「 昔にタイムスリップしたらどうしよう?」 とマジメに夢想するマキメ。どの話も、 作品世界に通じる飄々とした可笑しみに溢れている。 自著の意外な元ネタ話も読み逃しなく! Googleブックスより引用
こちらは万城目学のデビューエッセイ!
笑えるエッセイとして、話題となりました。
楽しい作品からお探しの方におすすめです。
万城目学おすすめ本まとめ
いかがでしたか?
今日は万城目さんの作品について書いてみました。
ちなみに万城目さんの受賞歴はこちらでご紹介しています(↓)
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