こんにちは。
彩人です。
今日は奥田英朗の最高傑作や代表作を検証!
奥田英朗はエッセイや短編も含めると267作品あると言われます。
その中でどれが最もおすすめ代表作なのでしょうか?
徹底的に検証しています。
よろしくお願いします。

・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・奥田英朗はほぼ全作品読破!
Contents-目次-
奥田英朗おすすめ代表作第10位「向田理髪店」
奥田英朗のおすすめ代表作第10位は「向田理髪店」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 全6編の短編集
- 2022年映画化予定
- 光文社文庫より発売
なんと「向田理髪店」は今年(2022年)映画化!
高橋克己主演で秋頃公開予定となっています。
新しい代表作から楽しみたい方におすすめです。
奥田英朗おすすめ代表作第9位「ララピポ」
おすすめ代表作第9位は「ララピポ」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 全6編の短編集
- 2009年映画化!
- 幻冬舎文庫より発売
「ララピポ」はなんと2009年、R15指定で映画化。
「下流文学の白眉」と称されました。
ちょっとエッチな奥田作品からお探しの方におすすめです。
奥田英朗おすすめ代表作第8位「ナオミとカナコ」
おすすめ代表作第8位は「ナオミとカナコ」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 444ページの長編
- 幻冬舎文庫より刊行
- 2016年フジテレビにてドラマ化
「ナオミとカナコ」は広末涼子&内田有紀W主演にてドラマ化。
とても読みやすいクライムノベルとなっています。
犯罪小説からお探しの方におすすめです。
奥田英朗おすすめ代表作第7位「最悪」
おすすめ代表作第7位は「最悪」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 講談社文庫より刊行
- 2002年TBSにてドラマ化
- 2000年「このミステリがすごい!」第7位入選
ドラマ化&直木賞候補にもなった本作。
ミステリとしても楽しめる作品となっています。
骨太な奥田作品から楽しみたい方におすすめです。
奥田英朗おすすめ代表作第6位「コロナと潜水服」
おすすめ代表作第6位は「コロナと潜水服」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 光文社より刊行
- 全5編からなる短編集
- コロナを扱った奥田英朗最新作
「コロナと潜水服」は奥田英朗の最新作!
ほのぼの&ホラーテイストが話題となっています。
一番新しい作品から楽しみたい方におすすめです。
奥田英朗おすすめ代表作第5位「家日和」
第5位は2006年刊行の「家日和」。
理由としてはこんなことが挙げられます。
- 第20回、柴田錬三郎賞受賞
- 西村拓作画で漫画化
- 「平成の家族シリーズ」としてシリーズ化
こんなポイントがあります。
特にこれ!と言った特徴はないのですが、とても奥田英朗らしい作品。
また奥田英朗もエッセイの中で、
・「尊敬する柴田錬三郎氏の賞がもらえて嬉しい」
・あのジャイアント馬場が読んでいるのを見かけた。
と述べています。
奥田英朗らしい作品をお探しの方におすすめです。
奥田英朗、最高傑作&代表作!第4位「サウスバウンド」
おすすめ代表作第4位は「サウスバウンド」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 2006年、本屋大賞2位
- 直木賞、受賞第一作として注目
- 2007年、森田芳光監督により映画化
サイスバウンドは2005年6月刊行。
それからちょうど2年後に映画化されました。
また本屋大賞では第2位!
韓国や台湾でも翻訳されています。
外したくない作品をお探しの方におすすめです。
奥田英朗、最高傑作&代表作!第3位「邪魔」
第3位は2001年に刊行された「邪魔」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第4回、大藪春彦賞受賞
- 第125回、直木賞候補
- このミステリーがすごい2位
- 2015年、テレビ東京でドラマ化
こんなポイントがあります。
今でこそ「邪魔」はかなり有名ですが、当初はまだデビュー3作目。
しかしながら直木賞候補&大藪春彦賞にも輝きました。
初期の代表作からお探しの方におすすめです。
奥田英朗、最高傑作&代表作!第2位「オリンピックの身代金」
第2位は2008年刊行の「オリンピックの身代金」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第43回、吉川英治文学賞受賞
- テレビ朝日開局55周年ドラマ
- 文庫発売時「これが私の現時点での最高到達点です」と述べる
- 2019年刊行「罪の轍」につながるシリーズ
この作品では「吉川英治文学賞」を受賞。
またテレビ朝日の開局55周年記念ドラマとして放送されました。
上下1000ページに及ぶ超大作。
骨太な奥田作品から楽しみたい方におすすめです。
奥田英朗、最高傑作&代表作!第1位「空中ブランコ」〜伊良部シリーズ〜
ランキング堂々の1位は「空中ブランコ」。
通称「伊良部シリーズ」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第131回、直木賞受賞
- 2005年、三木聡監督により映画化
- 2005年、日テレでドラマ化
- 2009年、フジテレビでドラマ化
- 2009年、WEBラジオ化
- 2011年、テレ朝で連続ドラマ化
- 2008年と2019年、舞台化
やっぱり第1位はこの作品!
第一作目「イン・ザ・プール」で直木賞候補。
二作目の「空中ブランコ」で直木賞を受賞しました。
またユーモア小説としてとても有名です。
最高傑作から楽しみたい方におすすめです。
オマケ:近年作品もかなり傑作です!
余談なのですが、奥田英朗の直近2作はかなり良作です。
1作品目は新潮社から刊行されている「罪の轍」(2019年)。
上記「オリンピックの身代金」のお馴染みの刑事たちが帰ってきます。
「オリンピックの身代金」にハマった方におすすめです。
また、2020年発売の「コロナと潜水服」もおすすめ!
こちらはあまりにも良すぎて別ブログまで書いてしまいました(↓)
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まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
他にも「村上春樹の最高傑作はコレだ!」というブログも書いています。
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