こんにちは。
彩人です。
「映画化された直木賞が知りたい…!」
「映画化された芥川賞作品ってあるかな?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は芥川賞&直木賞を読むこと25年!
その中でも「映画化された受賞作」をご紹介しています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は150〜200冊!
映画化された「直木賞」一覧
①容疑者Xの献身(東野圭吾)
1冊目の映画化された作品は「容疑者Xの献身」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 直木賞受賞(2005年)
- 米・エドガー賞候補
- このミステリーがすごい2006、1位
- 本格ミステリベスト10(2006年)、1位
- 週刊文春ミステリベスト10(2005年)1位
- ファンが選ぶ東野圭吾作品2位
- 総売り上げ:228.5万部
- 日本・中国・韓国にて映画化
- 日本にて舞台化5回
文学的評価、売り上げ、ファン人気、いずれもトップクラス。
2008年映画化され、話題となりました。
東野作品からお探しの方におすすめです。
②ファーストラブ(島本理生)
2冊目の映画化作品は「ファーストラブ」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 310ページ
- 文春文庫刊
- 2021年、映画化
- 2018年直木賞受賞
こちらは2021年映画化。
堤幸彦さんがメガホンを取り、話題となりました。
恋愛映画からお探しの方におすすめです。
③蜂蜜と遠雷(恩田陸)
3冊目の映画化作品は「蜂蜜と遠雷」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 幻冬舎文庫刊
- 第156回直木賞受賞
- 第14回本屋大賞受賞
- 2019年、松岡茉優主演で映画化
こんな感じで、直木賞とダブル受賞した作品。
2019年の映画化でも話題となりました。
少し厚めの小説からお探しの方におすすめです。
④銀河鉄道の父(門井慶喜)
4冊目の映画化作品は「銀河鉄道の父」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 430ページ
- 講談社文庫刊
- 2017年直木賞受賞
- 2023年5月映画公開
こんな感じでして、去年(2023年)映画化!
宮沢賢治の父目線で描き、話題となりました。
最近映画化された作品からお探しの方におすすめです。
⑤何者(朝井リョウ)
5冊目の映画化作品は「何者」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 272ページ
- 新潮文庫刊
- 2012年直木賞受賞
- 2016年10月映画公開
こんな感じで、2016年映画公開された作品。
佐藤健と有村架純W主演で話題となりました。
就活映画からお探しの方におすすめです。
⑥蜩の記(葉室麟)
6冊目の映画化作品は「蜩の記」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 321ページ
- 祥伝社文庫刊
- 2011年直木賞受賞
- 2014年10月映画公開
こんな感じでして、2014年映画化。
2012年にはラジオドラマ化もされ、話題となりました。
時代ものからお探しの方におすすめです。
⑦ホテルローヤル(桜木紫乃)
7冊目の映画化作品は「ホテルローヤル」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 164ページ
- 集英社文庫刊
- 2013年直木賞受賞
- 2020年11月映画公開
「ホテルローヤル」は作者の自伝的小説。
北海道を舞台にし、話題となりました。
大人の映画からお探しの方におすすめです。
⑧悼む人(天童荒太)
8冊目の映画化作品は「悼む人」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 上下巻
- 文春文庫刊
- 2015年映画公開
- 2008年直木賞受賞
こちらは2015年、映画化。
高良健吾が主演をつとめ、話題となりました。
重たい作品からお探しの方におすすめです。
⑨私の男(桜庭一樹)
9冊目の映画化作品は「私の男」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 379ページ
- 文春文庫刊
- 2007年直木賞受賞
- 2014年6月映画公開
こんな感じで、2014年映画化された本作。
二階堂ふみが主演を果たし、話題となりました。
文学的な映画からお探しの方におすすめです。
⑩まほろ駅前多田便利軒(三浦しをん)
10冊目の映画化作品は「まほろ駅前多田便利軒」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 301ページ
- 文春文庫刊
- 2006年直木賞受賞
- 2011年4月映画公開
こんな感じで、震災の直後映画化された作品。
続編「まほろ駅前狂騒曲」も映画化され、話題となりました。
シリーズ化された作品からお探しの方におすすめです。
映画化された「芥川賞」一覧
①苦役列車(西村賢太)
映画化された芥川賞1冊目は「苦役列車」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 2010年刊行
- 2012年映画化
- 第144回芥川賞受賞作
こちらは2021年、急逝された西村賢太さんの作品。
石原元都知事に絶賛され、話題となりました。
私小説からお探しの方におすすめです。
②おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子)
2冊目の映画化作品は「おらおらでひとりいぐも」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第54回文藝賞受賞
- 第158回芥川賞受賞
- 2020年、映画化
- 累計発行部数50万部突破
- 最年長から2番目の年齢で受賞
こんな感じで文学賞から映像化までされた作品。
63歳という年齢での受賞も話題となりました。
年配の作者からお探しの方におすすめです。
③影裏(沼田真佑)
3冊目の映画化作品は「影裏」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 132ページ
- 文春文庫刊
- 文學界新人賞受賞
- 2017年芥川賞受賞
- 2020年2月映画公開
こちらは文學界新人賞まで受賞。
盛岡が舞台となり、話題となりました。
文学的作品からお探しの方におすすめです。
④火花(又吉直樹)
4冊目の映画化作品は「火花」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第153回芥川賞受賞
- 第28回三島由紀夫賞候補
- 2016年、ドラマ化
- 2017年、映画化
- 2018年、舞台化
- 売り上げ327万部突破
- 海外5カ国語に翻訳
こんな感じで文学賞から、映像化までされた作品。
お笑い芸人の受賞だったことから、とても話題となりました。
芥川賞イチ、有名な作品からお探しの方におすすめです。
⑤共喰い(田中慎弥)
5冊目の映画化作品は「共喰い」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第146回芥川賞受賞
- 2013年、映画化
- 売り上げ25万部突破
- 併録の「第三紀層の魚」も芥川賞候補
「共喰い」は芥川賞受賞会見の時、著者が「(賞を)もらっといてやる」と言ったことで話題に。
しかし映画化&売上25万部突破でも話題となりました。
一風変わった芥川賞からお探しの方におすすめです。
(※やや性描写があります)
映画化された「直木賞」&「芥川賞」作品まとめ
最後までお読みくださりありがとうございました。
今日は映画化された直木賞・芥川賞作品をまとめました。
ちなみに読みやすい芥川賞作品はこちら(↓)
-
中学生・高校生にもおすすめな芥川賞受賞作品12選!【読みやすい】
こんにちは。 彩人です。 「中学生や高校生にもおすすめの芥川賞作品ってあるかな?」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 僕は芥川賞を読み続けること25年! そんな僕が「これは!!」という芥川賞作 ...
続きを見る
良かったらこちらもよろしくお願いします。
ではまた。