万城目学「あの子とO」のネタバレありの感想レビュー！【続編もある】

こんにちは。

彩人です。

「万城目さんの『あの子とO』ってどんな作品なんだろう？」

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は万城目さんの小説はほぼ全冊読破！

そんな僕が「あの子とO」のレビューを書いています。

よろしくお願いします。

あやと

執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・万城目学さんの著書はほぼ全冊読破

万城目学「あの子とO」のネタバレありのレビューと感想

万城目学「あの子とO」の概要とネタバレなしのあらすじ

まず、万城目さんの「あの子とO」とはこんな作品です（↓）

こんな感じで、あの吸血鬼シリーズ第2弾！

1作目はドラキュラ・ストーリーとして話題となりました。

さて、今回は、その続編！

その名も「あの子とO」です。

どういったあらすじかと言うと、、（↓）

1話目「プロローグ」

→第1作目の概要が主に描かれます。

1作目では、吸血鬼・弓子やその仲間たちがバス事故に巻き込まれる話題でした。

あれから、あまり時は経っていないようです。

2話目「あの子と休日」

→主人公・弓子と同じく準主人公・吉岡優のクイズバトル！

クイズ選手権に出て、ディズニーペアチケットを狙っていました。

そこに新聞記者・須佐見がチームに加わることとなり。。

不思議なパワーを目撃して、クイズ大会は終了。

結局、吉岡優たちの謎は解けないのでした。

3話目「カウンセリング・ウィズ・ヴァンパイア」

医師であり、ドラキュラの佐久のカウンセリング物語。

佐久は前回、医師として活躍し、弓子の先祖でした。

今回はその佐久がドラキュラになった経緯をカウンセリング形式で述懐。

ドラキュラ（吸血鬼）になった経緯が掲載されています！

4話目：「あの子とO」

こちらは、ラキアとルキアの物語。

彼ら双子のお父さんが経営するピッツァ屋にオーエンさんというヘルプがやってきて、、。

そこに嵐野弓子も現れ…。

なぜオーエンさんが来たのかも赤裸々に語られます。

こんな感じで、非常にコミカルかつ読みやすい物語。

万城目さんのシリーズものとして、連載されました。

では、詳しくはどんな物語でしょうか？

改めて見て行きたいと思います。

万城目学「あの子とO」はどんな作品？レビューとネタバレ

あの子とＯ （あの子とヴァンパイア シリーズ）

「あの子とO」はシリーズ作品です！

1作目「あの子とQ」では、弓子にある課題が科され、乗り越えられるかがポイント。

2作目もあるのでは？と噂されていました。

どんな作品かは、こちらのリンクから見てみてくださいね（↓）

で、第1作目では、ハラハラ・ドキドキの冒険なのですが、、

2作目は、「カウンセリング・ウィズ・ヴァンパイア」以外、全部コミカル！

とっても感じの良い作品となっていました。

作品の感想としては、

こんな感じで、Amazonレビューも星4.5の出来！

3年ぶりの新作でしたが、大いに楽しめました。

ちなみに他の方の感想＆レビューは、

「あの子と休日」楽しかった。とにかくヨッちゃんが面白くて可愛くて、出てくるだけで嬉しくなる。

「読書メーター」の感想より

また、

基本はドタバタ・ファンタジーだけど、やはり前作と同じくちょっと無理やりのストーリーでもどこか上質感が有って許せてしまいます。やっぱり万城目ワールドは面白い。

「読書メーター」の感想より

こんな感じで、面白かったとする感想まで。

僕も3年ぶりの「ヴァンパイア・シリーズ」でしたが、想像以上にグッド！

おおっ！

あの佐久が！

あの弓子とヨっちゃんが！

とコーフンしまくりでした（笑）

で、前回は、バス事故があり、そこから奇跡の救出劇！

血を吸ってはいけないという弓子の課題がテーマでした。

今回「あの子とO」は、課題やテーマみたいなものはなく、連作短編。

各話がビミョーに繋がった作りとなっています。

では、なぜ、バス事故の時は、助かったのか？？

なぜ、クイズ大会のとき、奇跡が起きたのか？

答えは、、

（少し、ネタバレします🙇‍♂️）

吸血鬼たちの超能力にありました。

そのおかげで、いろんな奇跡を起こせたというわけです。

そして、今回はオオカミ族も登場し…！

とっても愉快な物語でした。

万城目学「あの子とO」の続編はすでにタイトルさえ決定済み！

あの子とＱ（新潮文庫） （あの子とヴァンパイア シリーズ）

ちなみに「続編」を期待する終わり方でしたが、続編もあります。

こちらは万城目さんのインタビュー記事でして、

次でいろいろ片がつきそうですね。（万城目学さん）

「an・an WEB」より一部抜粋

こんな感じで、タイトルさえ決まっているそう。

「Q」「O」と来たので、絶対「U」だと踏んでいます。

いかがでしょうか？笑

ちなみに「an・an WEB」さんは、細かいあらすじも知れるのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたか？

今日は万城目学さんの「あの子とO」について書いてみました。

ちなみに「万城目さんのおすすめ小説」は、こちら（↓）

良かったらこちらもよろしくお願いします。

ではまた。