こんにちは。
彩人です。
「万城目学さんの『あの子とQ』ってどんな作品なんだろう?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は万城目さんの小説はほぼ全冊読破!
そんな僕が「あの子とQ」の考察&レビューをしています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・万城目学さんの著書はほぼ全冊読破
万城目学「あの子とQ」のネタバレありのレビューと感想【徹底考察】
万城目学「あの子とQ」の概要とネタバレなしのあらすじ
まず万城目学さんの「あの子とQ」とはこんな作品です(↓)
- 新潮社刊
- 380ページ
- 2022年8月発売
- 週刊新潮の連載作品
こんな感じの万城目さんの最新作!
吸血鬼と青春の小説となっています。
続いて、ネタバレをしないあらすじはこんな感じです(↓)
普段は吸血鬼であることを意識せず過ごす高校生・嵐野弓子。
そこに「Q」と呼ばれる、バケモノが登場します。
Qは弓子が誕生日まで他人を吸血しないかを見張っているそう。
そしてそんな誕生日に待ち受ける出来事とは?!
恋アリ・青春アリ・吸血鬼アリ!? 嵐野弓子、17歳の大冒険!
こんなストーリーでした。
では具体的にはどんな物語なのでしょうか?
続いて見ていきたいと思います。
万城目学「あの子とQ」のネタバレありのあらすじとレビュー
僕の感想・レビューは一気読み!
めっちゃ万城目さんらしい作品だな、と感じました。
先祖代々、吸血鬼として人間界に馴染む弓子。
人より運動神経が良かったりと少し変わった一面を持っています。
でもそれは内緒。
吸血鬼として暮らしているなんてことがバレたら大変です。
そして弓子は脱・吸血鬼化しようと「Q」というバケモノに見張られます。
特に何事もなく、誕生日まで過ごせたら、合格。
晴れて人間として生きることができます。
この設定からして面白いですよね!
いかにもマキメさんらしい、奇想天外ワールド。
このところ、込み入った奇想天外ワールドが続いていたので、ありがたい展開でした。
万城目学「あの子とQ」の急展開!
場面が急展開するのは同級生と海に行った時。
バスが事故にあってしまった時でした。
- 親友:よっちゃん
- 好きな男の子:宮藤豪太
が重症となってしまったのです。
彼らを救うために禁忌である血を吸う弓子。
でも気づくとそこは病院でした。
しかもQはもういません。
禁を犯したのに、なぜか親友3人と自分は軽症。
なぜだろうと、病院の「佐久」を訪ねます。
人間を生還させるために死刑になってしまった「Q」。
そこでQを救おうとボスに直談判します。
「クボー」と呼ばれる、異世界へ旅立った弓子でした。
(色んな困難がありつつ…)
無事に「Q(ゼノ)」を救うも記憶が消されてしまう弓子。
18歳の吸血鬼成人式にQが弓子を迎えに行くシーンで物語は終わりました。
万城目学「あの子とQ」、感想とレビュー
いやー、万城目作品でした!!
特にQを救いに「クボー」へ行くあたりが読みどころ!
僕は一気に読んでしまいました。
そして、ラストはすごかったですよね!
なんと「しゅららぼん」の清子さまが登場!
そして続編まで?!
なかなかの展開に僕は唸りました(笑)
それにしても万城目さん、
- ぜっと
- Q
- 九朔
と「キュー」やら「ぜっと」などアルファベットが続きます。
今回は「Q」でした(笑)
そこも一つのつながり。
次作もぜひ、期待したいところです!
まとめ
いかがでしたか?
今回は短いながらも万城目学さんの「あの子とQ」のレビューを書いてみました。
僕は他にも万城目作品について書いています(↓)
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