こんにちは。
彩人です。
「村上春樹の新作ってどんな作品かな?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は年間読書量の1/3が村上春樹!
そんな僕が村上春樹の最新長編を予想しています。
よろしくお願いします。

・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量の1/3が村上春樹
村上春樹新作・新刊は「街とその不確かな壁」に決定!!
まず村上春樹さんの新作タイトルが決定しました。
その名もなんと「街とその不確かな壁」!!
どんな内容なのか、今から楽しみですよね。
ちなみに発売日などの情報はこんな感じです(↓)
- 新潮社刊
- 2970円(税込)
- 電子書籍も同時刊行
- 2023年4月13日発売
- 新作長編(原稿用紙1200枚)
- タイトル「街とその不確かな壁」
- 「騎士団長殺し」以来、6年ぶりの長編
こんな感じの3年ぶりの新作!
6年ぶりの長編として話題となっていますよね。
ではこちらはどんな内容が予想されるでしょうか?
続いて見て行きたいと思います。
村上春樹「街とその不確かな壁」は世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドの続編か?
村上春樹さんの新作タイトルは「街とその不確かな壁」。
皆さま、知っていますか?
こちらのタイトル、実は、村上春樹の幻の中編として存在。
前からファンの間で噂にはなっていました。
ところが!!
今回、なんと新作タイトルに決定!
なので今から発売が楽しみですよね。
ちなみに「街と、その不確かな壁」とはこんな内容です(↓)
- 文學界1980年9月号掲載
- 納得のいく出来ではなかったと単行本化は見送り
- 「1973年のピンボール」と「羊をめぐる冒険」の間に描かれる
- 「世界の終わりと、ハードボイルドワンダーランド」の元になったと言われる
こんな感じで幻の中編として存在。
隠れた作品として知られていました。
またあらすじだとこんな感じです(↓)
秋、獣たちの体は輝くばかりの金色の毛に覆れる。そして額に生えたしなやかな一本の角はどこまでも白い。彼らは冷ややかな川の流れでひづめを洗い、首を伸ばして秋の赤い実をむさぼる。
素晴らしい季節だった。
僕は西の壁に沿って設けられた古い望楼に立ち、午後五時の角笛を待つ。角笛は長く一度、短く三度、それが決まりだ。柔かな角笛の音が暮れなずむ街角をまるで古い思い出のようにゆっくりと通り抜けていく。(『文學界』1980年9月号掲載「街と、その不確かな壁」より)
こんな感じで、ほぼ「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」に似た雰囲気。
なので「続編」なのかも注目されます。
また村上春樹と言えば「壁と卵」というスピーチもあります(↓)
『もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます。どれほど壁が正しく、卵が間違っていたとしても、それでもなお私は卵の側に立ちます』
Yahoo!ニュースより引用
こんな感じでイスラエルを暗に批判。
なので「壁」をどう表現したのかもポイントです。
村上春樹の新刊、新作の原稿用紙1200枚はどのくらいの長さ?
村上春樹さんの新作は原稿用紙1200枚です。
つまり文字数にして48万文字!
なのでけっこうなボリュームが期待されます(↓)
- 騎士団長殺し:2000枚
- 海辺のカフカ:1600枚
- 1Q84(BOOK1、BOOK2):1984枚
- ねじまき鳥クロニクル(第1部、第2部):1200枚
- 色彩と持たない多崎つくると、彼の巡礼の年:700枚
こんな感じで「ねじまき鳥クロニクル(第1・2部)」と同じ長さ。
なので「ねじまき鳥クロニクル」と比較するとわかりやすそうです。
村上春樹新刊発売前におさえておきたい1冊
最後におさらいしておきたい作品はこんな作品です(↓)
- 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
- 雑文集
- 騎士団長殺し
こんな感じの全3冊。
ではこちらはどんな内容なのでしょうか?
簡単に見て行きたいと思います。
村上春樹新刊発売前に押さえておきたい作品①世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫)
1冊目のおさえておきたい作品は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 第21回、谷崎潤一郎賞受賞
- 第17回、星雲賞受賞
- 2002年時点で162万部発行
- ファンが選ぶ村上春樹作品第3位
- 世界27か国語に翻訳
こちらは国内評価が高まった1冊。
谷崎潤一郎賞から星雲賞まで受賞しました。
連想される作品からお探しの方におすすめです。
村上春樹新刊発売前に押さえておきたい作品②雑文集
2冊目の本は「雑文集」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
デビュー小説『風の歌を聴け』新人賞受賞の言葉、伝説のエルサレム賞スピーチ「壁と卵」(日本語全文)、人物論や小説論、心にしみる音楽や人生の話……多岐にわたる文章のすべてに著者書下ろしの序文を付したファン必読の69編! お蔵入りの超短篇小説や結婚式のメッセージはじめ、未収録・未発表の文章が満載。素顔の村上春樹を語る安西水丸・和田誠の愉しい解説対談と挿画付。
Amazon.co.jpより引用
こんな感じでお蔵入りした文章を多数収録!
あの「壁と卵」もこちらに収録されています。
エルサレム賞受賞スピーチからお探しの方におすすめです。
村上春樹新刊発売前に押さえておきたい作品③騎士団長殺し
3冊目の押さえておきたい作品は「騎士団長殺し」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- 売上げ134万部
- 1Q84以来7年ぶりの長編
- 2017年ベストセラー第5位
- 韓国での売り上げ50万部
こんな感じで売り上げ134万部を突破した長編。
「1Q84」以来の長編として話題となりました。
直近の作品からお探しの方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今日は村上春樹さんの新刊について予想してみました!
ちなみに文庫や去年の新刊情報はこちら(↓)
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