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村上春樹はなぜノーベル賞を取れない?無理と言われる理由4つを解説!

こんにちは。

彩人です。

村上春樹はなぜノーベル賞をとれないんだろう?

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は年間読書量の1/3が村上春樹!

そんな僕が村上春樹とノーベル賞について書いています。

よろしくお願いします。

あやと
あやと
執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は150〜200冊!

村上春樹はなぜノーベル賞を取れない?無理だと言われる理由は4つ!

まず、村上春樹がノーベル賞をとれない理由はこんな感じです(↓)

  • 年齢
  • 選考者との相性が悪い
  • 大衆作家には贈られない
  • 実のところ、よくわからない

こんな感じで理由は4つほど。

でも今年こそは、受賞して欲しいですよね!

では、それぞれどういった理由でしょうか?

簡単に見て行きたいと思います。

村上春樹がノーベル賞をとれない&無理と言われる理由①年齢

とれない理由に挙げられるのが年齢です。

例えば、過去には、こんな年齢の方に贈られています(↓)

  • 2018年:オルガ・トカルチュク(1962年生まれ)
  • 2019年:ペーター・ハントケ(1942年生まれ)
  • 2020年:ルイーズ・グリュック(1943年生まれ)
  • 2021年:アブドゥルラザク・グルナ(1948年生まれ)
  • 2022年:アニー・エルノー(1940年生まれ)
  • 2023年:???

こんな感じでだいたい、1940年代生まれが受賞。

しかし村上春樹はまだ1949年生まれ(74歳)。

なので受賞には少し早いという理由です。

村上春樹がノーベル賞をとれない&無理と言われる理由②選考者との相性

2つ目のとれない理由は「選考委員との相性」です。

例えば、ノーベル文学賞はスウェーデンアカデミーが選考。

なので彼らとの相性が悪い、という理由です。

スウェーデンアカデミーが選ぶので、日本人にはやや不利。

実際過去にも、

  • 日本人受賞者:2人
  • スウェーデン受賞者:8人

とスウェーデンの人が8人選ばれました。

なので村上春樹は無理、という理由です。

(※スウェーデン人口は1000万人余り)

村上春樹がノーベル賞をとれない&無理と言われる理由③大衆作家には贈られない

また大衆作家には贈られないという理由もあります。

こちらは「Kaji Nobutaro」氏の意見(↓)

ノーベル文学賞の歴史を考えたら、取れると考える方が不思議です。世界中の誰もが知っているような人気作家、流行作家には出さないのがノーベル文学賞だからです。過去にはチャーチルの回顧録などという娯楽性全くなしのものが選ばれています。難解で哲学的、文学というよりは思想書みたいなものを好むのが文学賞選考委員の習性のようです。

Quora「村上春樹がノーベル賞を取れない理由は何ですか?」より引用

こんな感じで流行作家には出さないんだとか。

確かにマークとウェインは受賞していませんよね。

なので3つ目の理由は流行作家だから、です。

村上春樹がノーベル賞をとれない&無理と言われる理由④実のところ、よくわからない

とはいえ、良くわからないのも実情です。

なぜなら、選考基準は、こんな感じだから(↓)

①スウェーデンアカデミーが誰が受賞にふさわしいと思うか、推薦の声を募集

②選考委員が4月までに20人5月までに5人に絞る

③夏までの間に定員18名のアカデミー会員が作品を夏に読み込み

④9月、最後の話し合い

⑤10月、発表

NHK特設サイト「受賞者はどうやって選ばれるの?」より引用

こんな感じで、徹底選考。

毎年、250人〜350人の推薦が集まると言われます。

ここで村上春樹が漏れるとは、思えませんよね。

なので可能性としては4月と5月の選考で漏れる可能性。

もしくは最終選考で漏れる可能性が考えられます。

しかし選考の不透明感は否めませんよね。

村上春樹はなぜノーベル賞候補と言われる?

ノーベル賞に近いと騒がれるようになったのは、2006年頃から

なぜならアジアで初めて、フランツ・カフカ賞をしたから。

そのため以降、毎年のようにニュースとなっています。

もう15年近く、恒例のニュースとなっていますよね。

村上春樹の過去の受賞歴(国外)

そして村上春樹は2006年頃から、賞を立て続けに受賞するようになります。

これもあり、ノーベル文学賞に近いと言われています(↓)

  • フランツ・カフカ賞(2006年)
  • フランク・オコナー国際短編賞(2006年)
  • エルサレム賞(2007年)
  • カタルーニャ賞(2011年)
  • ウェルト文学賞(2014年)
  • ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞(2016年)
  • チノ・デルドゥカ賞(2022年)

主だったところで言ってもこんな感じ。

他にも、

  • スペイン芸術文学勲章
  • フランス芸術文化勲章

こんな賞(勲章)を受賞しています。

このことから最もノーベル文学賞に近いと言われています。

村上春樹は今年(2023年)、ノーベル賞を取れる?

今年(2023年)のノーベル賞受賞は半々とする見方が大半。

なので今年も全く読めなくなっています。

受賞するのでは?という声は去年「チノ・デルドゥカ賞」を受賞したため。

ノーベル文学賞を受賞した、

  • パトリック・モディアノ氏
  • マリオ・バルガス・リョサ氏

の2人も受賞しています。

そのため今年こそは…!と期待が高まっています。

村上春樹はなぜノーベル賞なのかのまとめ

いかがでしたか?

今日は村上春樹とノーベル賞について書いてみました。

僕は過去、「村上春樹と芥川賞・直木賞」という記事も書いています。

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ではまた。

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