こんにちは。
彩人です。
「高野和明さんの『踏切の幽霊』ってどんな作品かな?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は高野和明はほぼ全冊読破!
そんな僕が「踏切の幽霊」について書いています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・高野和明作品はほぼ全冊読破!
高野和明「踏切の幽霊」ネタバレ感想とあらすじ
まず高野和明さんの「踏切の幽霊」とはこんな作品です(↓)
- 文藝春秋刊
- 2022年12月発売
- 高野和明が描く幽霊譚
- 「ジェノサイド」以来、11年ぶりの新作
こんな感じの高野和明の最新作!
「ジェノサイド」以来、11年ぶりの新作となっています。
ではこちらはどんな内容なのでしょうか?
続いて見て行きたいと思います。
高野和明「踏切の幽霊」のややネタバレありのあらすじ
続いて「踏切の幽霊」とはこんなあらすじです(↓)
※ややネタバレします。
下北沢三号踏切で撮影された女性の霊。
1年前、この踏切の近くで女性が殺されたという。
犯人は逮捕されたものの、女性の身元は不明。
雑誌記者・松田は、これを「怪談話」として取材します。
ところが探るうちに次々と「裏情報」が出現!
殺された女性の背後には暴力団と大物政治家の陰があったのでした。
果たして殺された女性(幽霊)は一体誰なのか?
また一体、なぜ殺されたのか?
こちらを追う、社会派&幽霊ミステリー。
こんな感じの社会派ミステリー。
冒頭から読ませる筆力はさすがでしたよね!
ではこちらにはどんな感想が多かったでしょうか?
続いて見て行きたいと思います。
高野和明「踏切の幽霊」のみんなの感想
全体の感想はこんなものが多かったです(↓)
今回は読みやすく且つホラーなのにリアリティーさを感じられる稀有な作品。やはり上手い作家さん、ホラーなんだけどちゃんとミステリーしていたんだよな~。お見事。
読書メーターの感想から抜粋
こんな感じで、楽しめた、という感想多数。
また作家さんを称える感想も結構ありました。
また一方では、イマイチとする感想も…(↓)
ジェノサイド以降、じりじりと新刊を待っていた高野さんの新作。中盤〜終盤の、女性の身元が判明していく過程のスピード感は良かったですが、なんとなく物足りなさを感じてしまうあのラスト。
でもリアルな取材現場は、こんなものなのでしょうね。高野さんの作品は一気に読ませてしまう魔力があるので、今後も精力的に新作出して欲しい!
読書メーターの感想から抜粋
こんな感じでラストが物足りなかったという感想もちらほら。
なので「ジェノサイド」よりは少し劣りそうです。
高野和明「踏切の幽霊」の僕の感想・書評
最後に僕の感想は、めっちゃ面白かった!!です。
なぜなら、ホラーとミステリーが上手く融合していたから。
なのでとても楽しめました。
こちらは怖い小説なのかと思いきや、しっかりとしたミステリーもの。
なので大きな期待さえしなければ、かなり楽しめると思います。
そして本書の読みどころは、
- 幽霊の正体は誰なのか?
- 幽霊はどういう経緯で殺されたのか?
こんな感じの2つ。
なので謎を追いながら、最後まで楽しめる作品となっています。
最後に「踏切の幽霊」の小ネタです(↓)
①表紙は高野和明さんが撮影したとの情報
②「踏切の幽霊」は実話ではない
③小説執筆中、著者は金縛りにあった
こんな感じでネット上に情報がちらほら。
なので作品以外にも読みどころが多数あります。
まとめ
いかがでしたか?
今日は高野和明さんの「踏切の幽霊」について書いてみました。
ちなみに僕は「高野和明おすすめ小説」も書いています(↓)
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高野和明おすすめ小説5選!【新刊からデビュー作まで堪能しよう!】
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ではまた。