住野よる「恋とそれとあと全部」あらすじと登場人物【罪悪感とは？】

こんにちは。

彩人です。

「『恋とそれとあと全部』ってどんな作品かな？」

「『恋とそれとあと全部』の罪悪感って何だろう？」

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は「恋とそれとあと全部」を読むこと2回！

そんな僕が「恋とそれとあと全部」について書いています。

よろしくお願いします。

あやと

執筆者・野田彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は100〜150冊！

住野よる「恋とそれとあと全部」のあらすじと登場人物

住野よる「恋とそれとあと全部」概要

恋とそれとあと全部 (文春e-book)

まず「恋とそれとあと全部」とはこんな作品です（↓）

こんな感じの住野よるさんお得意の恋愛小説！

住野よるさんらしい、恋愛小説でしたよね。

では、こちらはどんなあらすじだったでしょうか？

ここから見て行きたいと思います。

住野よる「恋とそれとあと全部」のネタバレありのあらすじ

続いて小説のあらすじはこんな感じです（↓）

※ややネタバレしています。未読の方はご注意ください。

めえめえ（瀬戸洋平）はサブレ（鳩代司）から、おじいちゃんの家に行かないか？と誘わます。

これは2人が夏休みだったため。

なので、サブレと一緒に、祖父宅へ行くことになりました。

しかし、そこにはもう一つの目的が…！

それは自殺した家族から話を聞くこと、でした。

なのでただなんとなく行く旅行とは別。

ちょっとした目的があったのでした。

夜行バスで向かうと、いろんなことが待っています。

• 夏祭り
• 庭の改修
• 神社での散歩
• 自殺した人の話を聞く

こんな感じで2人のイベントは盛りだくさん！

そこでしか出来ない体験をしたのでした。

そして物語はクライマックスへ！

片思いだっためえめえがついに「告白するとき」が来たのです。

そして最後は、2人が結ばれハッピーエンド。

住野よるらしい、青春ストーリーでした。

こんな感じの青春度MAXの住野作品！

とても高校生らしい物語でしたよね。

住野よる「恋とそれとあと全部」の登場人物

続いて作中の登場人物はこんな感じです（↓）

※この先、ネタバレして行きます。ご注意ください。

こんな感じで全部で10人ほど。

なので、とても読みやすい小説となっています。

ではこちらの感想はどうでしょうか？

また作中の「罪悪感」とはなんのことだったのでしょうか？

最後に見て行きたいと思います。

住野よる「恋とそれとあと全部」の感想と考察【罪悪感とは？】

最後にこちらの作品、めっちゃ面白かったですよね！

なぜならめっちゃ青春度MAXだったから。

なので、とても若々しい作品に仕上がってました。

ただ、こちらの作品の唯一の疑問は「罪悪感」。

なぜなら、作中でこんなセリフがあったからです（↓）

「私の罪悪感を利用しようとするな」

住野よる「恋とそれとあと全部」P87より引用

こんな感じで突然罪悪感を持ち出したエビナ。

ところがこちらの意味がよくわからないのです。

例えばめえめえが聞いても、（↓）

『悪いのは自分じゃないかって気持ちだ』

住野よる「恋とそれとあと全部」P89より引用

こんな感じで上手くはぐらかし。

なので良くわからないまま終わってしまいました。

ただ、サブレによると、（↓）

「あれはねえ、そうは見えないし、本人に言ったら私がぶちぎれられるかもだけど、傷ついてるんだな、多分」

住野よる「恋とそれとあと全部」P87〜88より引用

こんな感じで傷ついたんだそう。

なので「罪悪感利用するな！」と言ったようです。

突然の告白に傷ついたのかもしれませんね。

住野よる「恋とそれとあと全部」の考察

物語のポイントはラストでしたよね！

例えばサブレは、「タナトフォビア（死恐怖症）」。

なので死に興味を持っていたのでした。

またラストでは、祖父が救急搬送。

しかしその晩、本音を語りあったのでした。

そしてここから意外な展開に！

なぜなら、ラストで恋の話になっていったから。

なので最後はハッピーエンドで終わりました。

住野よる「恋とそれとあと全部」のまとめ

いかがでしたか？

今日は住野よるさんの「恋とそれとあと全部」について書いてみました。

ちなみに住野さんの>>おすすめ小説はこちらでご紹介しています（↓）

良かったらこちらもよろしくお願いします。

ではまた。