こんにちは。
彩人です。
「芥川賞や直木賞ってやらせなのかな?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は芥川賞・直木賞を読むこと25年!
結果、「半分やらせじゃない?」というのが見えて来ました。
今日はその根拠を解説しています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は150〜200冊!
芥川賞・直木賞はやらせ?根拠を解説!
根拠①必ず「文藝春秋社」が入っている
まず、1つ目の根拠は「文藝春秋社」が入っていること。
なので、半分やらせでは?と考えています。
いかがでしょうか。
完全に「やらせなし」なら、文藝春秋社なしがあっても良いはず。
なぜなら優れた作品に文藝春秋がない年もあるはずだから。
なので1つ目は「文藝春秋」が入っていること、です。
根拠②障がい者、AI、年齢など話題性が重視される
2つ目の根拠は、話題性があること。
例えば、近年では、
- AI駆使
- 障がい
- 外国人
- マイノリティ
こんな話題性ある方が候補に。
なので、半分は「やらせ」だろう…と考えています。
いかがでしょうか?
実際純粋に「文学性ある作品」なら、話題性も年齢も無視されますよね。
なので、話題性も、根拠のひとつです。
根拠③村上春樹氏も言う、「売り上げ」のため
3つ目の根拠は、村上春樹氏も言及しているから、です。
具体的には「職業としての小説家」で、(↓)
こういうことを言うと角が立ちそうですが、芥川賞というのはもともと文藝春秋という一出版社が主催するひとつの賞に過ぎません。文藝春秋はそれを商売としてやっているーーとまでは言わないけど、まったく商売にしていないといえば嘘になります。
いずれにせよ、長く小説家をやっている人間として、実感で言わせてもらえれば、新人レベルの作家の書いたものの中から真に刮目すべき作品が出ることは、だいたい五年に一度くらのものじゃないでしょうか。少し甘めに水準を設定して二、三年に一度というところでしょう。
村上春樹「職業としての小説家」P72より引用
こんな感じで、刮目すべき作品は、五年に一度と言及。
また、商売にしていないと言えば、嘘になるとも語っています。
なので、3つ目は村上春樹氏の言及、です。
根拠④受賞作なしになりそうだった…と審査員・島田雅彦氏も言及
また、作家で審査員の島田雅彦氏も、
話題にしたいのは、選考委員を代表して受賞作決定直後に会見に臨んだ島田雅彦氏が、あやうく受賞作なしになりそうだったのをなんとか回避できた、という主旨(しゅし)の発言をしていたことである。芥川賞の選考会では、審議に入る前にまず一回目の投票を行うのだが、今回はその結果が非常に厳しかった。それでも受賞作を出すべく議論を続け、どうにか最終的に「背高泡立草」に受賞を可とするだけの票が集まった、ということであった。
「東京新聞」の記事より引用
と述べています。
いかがでしょうか?
真に価値ある作品なら、こんな発言は出ないはず。
なぜなら、一発で「受賞作なし!」となるから。
なので4つ目の理由は島田雅彦氏の言及からです。
根拠⑤該当作なしは芥川賞は2011年から、直木賞は2006年以来、なし
また、受賞作なし(該当作なし)も、
- 芥川賞→2011年以来
- 直木賞→2006年以来
10年以上ありません。
直木賞に至っては、20年近くなし。
また、島田雅彦氏の発言が裏付けられることとなります。
なので5つ目の理由は受賞作なしがないから、です。
芥川賞・直木賞はやらせ半分、本気半分が僕の答え!
とはいえ、完全にやらせでなさそうなのも事実です。
なぜなら、世界で評価された芥川賞もあるから。
例えば、「コンビニ人間」は世界30ヵ国に翻訳!
また、又吉直樹さんの「火花」はイギリスでも翻訳されました。
なので、完全にやらせ100%ではなさそうです。
どれが「傑作か?」は、こちらで検証しています(↓)
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芥川賞・直木賞やらせ問題まとめ
いかがでしたか?
今日は「芥川賞・直木賞のやらせ」を検証してみました。
ちなみに芥川賞が読みにくい理由はこちらで検証しています(↓)
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