こんにちは。
彩人です。
「窪美澄さんの『夜に星を放つ』の感想ってどんな感じだろう?」
「『夜に星を放つ』の文庫本はもう出てる?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は窪美澄作品はほぼ全作品読破!
そんな僕が「夜に星を放つ」を考察しています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・窪美澄作品はほぼ全巻読破
窪美澄・直木賞受賞作「夜に星を放つ」の感想&レビュー&考察
直木賞受賞作「夜に星を放つ」の概要
まず「夜に星を放つ」とはこんな作品です(↓)。
- 文藝春秋刊
- 全220ページ
- 発売日2022年5月
- 単行本のみ刊行(文庫はなし)
- 窪美澄の第167回直木賞受賞作
こんな感じの直木賞受賞作。
直木賞を受賞したことで、話題となっていますよね!
ではどんな感じの作品なのでしょうか?
続いて見て行きたいと思います。
窪美澄・直木賞受賞作「夜に星を放つ」の全体的な感想・レビュー・考察
まず僕の感想・レビューは「そこそこ面白かった!」です。
なので星で言うと3.5つくらい。
とても直木賞らしい作品だなと感じました。
ちなみにこちらの収録作品は、全部で5作品(↓)
- 真夜中のアボカド:
- 銀紙色のアンタレス:
- 真珠星のスピカ:
- 湿りの海:
- 星の随に:
こんな感じで、深い作品からそうでもないものまでを収録。
なので「ザ・直木賞」といった作品となっています。
その中でも目を惹いたのは、「真夜中のアボカド」。
こちらはコロナ禍での「別れ」がテーマとなっており、読み応え抜群!
なので他の方でも推す声が多くなっています。
ただ、「銀紙色のアンタレス」は、(↓)
- すみなれたからだで(2016年10月)
- 恋愛仮免中(2017年5月)
- 夜に星を放つ(2022年5月)
この作品で3作目の収録。
なので僕が読むのも3回目でした(笑)
窪美澄「夜に星を放つ」のみんなの感想・レビュー・考察・書評
また他の方の感想は、こんなものが多かったです(↓)
物語は淡々と進むんだけど読み終わってみると余韻がすごく心地よい、不思議な読後感。
たんさんの感想(読書メーターより引用)
こんな感じで「面白くはないけど、つまらなくもない」と言った感想が多い印象。
また、他にはこんな感想もあります(↓)
なんだろうこの感覚。スッキリはしないけど、こんなこともあるよなぁ、っていう優しい世界。5つの短編にそれぞれの想いが込められていて、すごいことは起きないけれど、その世界に入れる感じ。出てくる人たちがいろいろ抱えているからこそ、わたしもがんばろと思えた。
ひこぼしさんの感想(読書メーターより引用)
こんな感じで「共感した」という感想もちらほら。
総じて「面白い」作品ではありそうです。
窪美澄「夜に星を放つ」の文庫発売はいつだろう?
最後にこちらは現在、文庫本での発売はなし。
なので、単行本のみでの発売となっています。
ではいつぐらいに文庫本は発売されるでしょうか?
こちらは僕の予想だと、2025年春くらい。
なぜなら窪さんの作品は、だいたいどれも2年半で文庫化されるからです(↓)
作品 | 単行本発売日 | 文庫本発売日 | 文庫までの年月 |
やめるときも、すこやかなるときも | 2017年3月 | 2019年11月 | 2年8ヶ月 |
じっと手をみる | 2018年4月 | 2020年4月 | 2年0ヶ月 |
トリニティ | 2019年3月 | 2021年8月 | 2年5ヶ月 |
いるいないみらい | 2019年6月 | 2022年4月 | 2年10ヶ月 |
夜に星を放つ | 2022年5月 | ??? | ??? |
こんな感じでどれも大体2年半前後で文庫化。
なので「夜に星を放つ」も2025年初春頃に文庫化されると思われます。
まとめ
いかがでしたか?
今日は窪美澄さんの「夜に星を放つ」について考察してみました。
僕は窪さんのおすすめ作品についても書いています(↓)
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