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2024年文学賞を受賞した小説はこれだ!【直木賞から本屋大賞まで】

こんにちは。

彩人です。

今年『文学賞』って誰が受賞したんだろう?

今年の直木賞や山本周五郎賞受賞者は誰かな?

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕の読書量は年間、150〜200冊!

その中で今年受賞した本や小説について書いています。

よろしくお願いします。

あやと
あやと
執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は150〜200冊!

今年(2024年)文学賞を受賞した本・小説を解説!

今年(2024年)直木賞:ツミデミック(一穂ミチ)


今年の直木賞は「ツミデミック」です。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 光文社刊
  • 276ページ
  • 2023年11月発売
  • 第171回直木賞受賞作

こんな感じで、罪とコロナを描いた作品。

罪の短編」が6つ収録され、話題となりました。

今年の直木賞受賞作からお探しの方におすすめです。

一穂ミチ・直木賞受賞作「ツミデミック」のネタバレありのレビュー!

こんにちは。 彩人です。 「ツミデミックってどんな作品かな?」 「ツミデミックのレビューが読みたい!」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 僕は、直木賞受賞作大好き人間! 今回の受賞作「ツミデミ ...

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今年(2024年)芥川賞①サンショウウオの四十九日(朝比奈秋)


続いて芥川賞1冊目は「サンショウウオの四十九日」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 新潮社刊
  • 144ページ
  • 2024年7月発売
  • 第171回芥川賞受賞作

こんな感じで、第171回芥川賞受賞作!

朝比奈秋さんの第4作目としても、注目されました。

そしてこちらは、言ってることが「深い&難しい」!(↓)

意識の捉え方が納得する。
意識の死についても、最後希望的観測があって、救われた。

Amazon.co.jpより引用

こんな感じで、深いのがマル!

芥川賞からお探しの方におすすめです。

朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」の感想と考察!【結合双生児】

こんにちは。 あやとです。 「サンショウウオの四十九日の感想ってどんな感じ?」 「サンショウウオの四十九日の考察はある?」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 僕は芥川賞を読むこと20年! 芥川 ...

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今年(2024年)芥川賞②バリ山行(松永K三蔵)


2冊目の芥川賞は「バリ山行」。

こちらは松永K三蔵さんの作品となっています(↓)

第171回芥川賞受賞作。古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。

こちらは「山登り」をめぐる物語!

こちらはめっちゃ面白いんです!(↓)

主人公の人生の変化と、バリ山行への目覚めてゆく過程が、クロスオーバーしてる感覚に共感を覚えました。
高度のある山ではありませんが、数々のバリエーションルートがあり、かの加藤文太郎氏も通った六甲の山行の様子が、息遣い・景色まで彷彿させる圧倒的な臨場感で、一気に読み進んでしまいました。
そしてラスト一行に、痺れました!

Amazon.co.jpより引用

こんな感じで、レビュー評価は4.3!

2つ目の芥川賞からお探しの方におすすめです。

松永K三蔵「バリ山行」のあらすじと感想・考察【今年イチ面白い!】

こんにちは。 彩人です。 「松永K三蔵さんの『バリ山行』ってどんな小説かな?」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 僕は、「バリ山行」を読むこと2回! 過去にもたくさんの芥川賞を読んでいます。 ...

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今年(2024年)本屋大賞:成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈)


続いて、本屋大賞は「成瀬は天下を取りにいく」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 201ページ
  • 新潮社刊行
  • 2023年3月発売
  • 第21回本屋大賞受賞

こんな感じで、本屋大賞を受賞した本書。

とにかく一度、読んでみて欲しい小説です(↓)

話題作だったので遅ればせながら、続編も含めてまとめ購入したけど一気読み。
主人公も原作者もファンになりました。

こんな感じで、レビュー評価もマル。

続編「成瀬は信じた道をいく」も刊行されています。

本屋大賞受賞作からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)山本周五郎賞:地雷グリコ(青崎有吾)


続いて今年の山本周五郎は「地雷グリコ」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説!

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

こんな感じで、全5編を収録した短編集!

日本推理作家協会賞とWで受賞し、話題となりました。

ミステリー小説からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)吉川英治文学新人賞:悪逆(黒川博行)


続いて、今年の吉川英治文学賞は「悪行」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

周到な準備と計画で強盗殺人を遂行する男──。府警捜査一課の舘野と箕面北署のベテラン刑事・玉川が最初の事件を追うなか、手口の異なる新たな強盗殺人が起こる。さらに新興宗教の宗務総長が殺害され……。凶悪な知能犯による完全犯罪を突き崩すことができるのか? 新次元の警察小説。

こちらは、カルトからマフィアまで書かれた作品。

黒川さんの警察小説として、話題となりました。

警察小説からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)吉川英治文学新人賞:リラの花咲くけもの道(藤岡陽子)


吉川英治文学新人賞は「リラの花咲くけものみち」です。

こちらはこんな作品となっています(↓)

幼い頃に母を亡くし、父が再婚した継母とうまくいかず不登校になった岸本聡里。愛犬だけが支えだった聡里は、祖母に引き取られペットと暮らすうちに獣医師を志す。北農大学獣医学類に入学すると、面倒見のよい先輩、志をともにする同級生らに囲まれ、学業やアルバイトに奮闘する日々。伴侶動物の専門医を目指していた聡里だが、馬や牛など経済動物の医師のあり方を目の当たりにし、「生きること」について考えさせられることに――

こちらは、生きることを描いた傑作!

獣医学から生きることまで描かれました。

吉川英治文学新人賞からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)日本推理作家協会賞・長編および連作短編集部門:地雷グリコ(青崎有吾)


続いて、日本推理作家協会賞は「地雷グリコ」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説!

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

こちらは、全5編を収録した小説!

山本周五郎賞W受賞で、話題となりました。

2冠ミステリからお探しの方におすすめです。

今年(2024年)日本推理作家協会賞・長編および連作短編集部門:ベルを鳴らして(坂崎かおる)


日本推理作家協会賞「短編部門」は「ベルを鳴らして」。

こちらは、坂崎かおるさんによる推理小説!

講談社「小説現代」に収録されています。

※単行本化は未刊行(2024年10月現在)。

日本推理作家協会賞・短編部門からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)読売文学賞:「黄色い家」川上未映子


今年の読売文学賞は「黄色い家」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。

こんな感じで、初のクライム・サスペンス!

王様のブランチBOOK大賞受賞でも、話題となりました。

読売文学賞からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)柴田錬三郎賞:幽玄F(佐藤究)


今年の柴田錬三郎賞は「幽玄F」。

こちらは佐藤究さんの作品となっています(↓)

少年は、空を夢見、空へ羽ばたく――空を支配するG(重力)に取り憑かれ、Fを操る航空宇宙自衛隊員・易永透。日本・タイ・バングラデシュを舞台に「護国」を問う、圧巻の直木賞受賞第一作。

こちらは直木賞受賞第1作目!

戦闘機に魅せられた少年を描き、話題となりました。

柴田錬三郎賞からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)山田風太郎賞:万両役者の扇(蝉谷めぐ実)


今年の山田風太郎賞は「万両役者の扇」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

すべては奴の筋書きどおりなのか――狂気と喝采に満ちた舞台の幕が今上がる
江戸森田座気鋭の役者・今村扇五郎にお熱のお春が、女房の座を狙って近づいたのは……。芸を追求してやまない扇五郎に魅せられた面々の、狂ってゆく人生の歯車。ある日、若手役者の他殺体があがり、ついには扇五郎本人も――「芸のため」ならどこまでの所業が許されるのか。芝居の虚実を濃密に描き切ったエンタメ時代小説。

こんな感じで、江戸時代のエンタメ小説!

山田風太郎賞からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)毎日出版文化賞:女の子たち風船爆弾をつくる(小林エリカ)


続いて、毎日出版文化賞は「女の子たち風船爆弾をつくる」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

日露戦争30周年に日本が沸いた春、その女の子たちは小学校に上がった。
できたばかりの東京宝塚劇場の、華やかな少女歌劇団の公演に、彼女たちは夢中になった。
彼女たちはウールのフリル付きの大きすぎるワンピースを着る、市電の走る大通りをスキップでわたる、家族でクリスマスのお祝いをする。
しかし、少しずつでも確実に聞こえ始めたのは戦争の足音。
冬のある日、軍服に軍刀と銃を持った兵隊が学校にやってきて、反乱軍が街を占拠したことを告げる。

こちらは戦争を描いた文学作品!

野間文芸新人賞にもノミネートされ、話題となりました。

毎日出版文化賞からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)野間文芸賞:恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ(川上弘美)


続いて、野間文芸賞は、「恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

あ、また時間に捕まえられる、と思った。
捕まえられるままに、しておいた。

小説家のわたし、離婚と手術を経たアン、そして作詞家のカズ。
カリフォルニアのアパートメンツで子ども時代を過ごした友人たちは、
半世紀ほどの後、東京で再会した。
積み重なった時間、経験、恋の思い出。
それぞれの人生が、あらたに交わり、移ろっていく。

じわり、たゆたうように心に届く大人の愛の物語。

こちらは大人の愛を描いた小説!

野間文芸賞からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)谷崎潤一郎賞:続きと始まり(柴崎友香)


今年の谷崎潤一郎賞は、「続きと始まり」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

あれから何年経ったのだろう。あれって、いつから? どのできごとから?

日本を襲った二つの大地震。未知の病原体の出現。誰にも流れたはずの、あの月日――。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、著者の最新長編小説。

こちらは、柴崎友香さんの最新作!

一穂ミチから絶賛され、話題となりました。

谷崎潤一郎賞からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)泉鏡花文学賞:板上に咲く(原田マハ)


今年の泉鏡花文学賞は「板上に咲く」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

「ワぁ、ゴッホになるッ!」
1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。
しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。
そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくーー。

墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。
感涙のアート小説。

こちらは、マハさんお得意のアート小説!

星レビュー4.3の高評価となっています。

アート小説からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)島清恋愛文学賞①:光のとこにいてね(一穂ミチ)


今年の島清恋愛文学賞1冊目は「光のとこにいてね」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

たった1人の、運命に出会った

古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。
彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。
どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。

運命に導かれ、運命に引き裂かれる
ひとつの愛に惑う二人の、四半世紀の物語

こちらは、四半世紀の愛の物語!

幼少期から語られ、話題となりました。

一穂作品からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)島清恋愛文学賞②:最愛の(上田岳弘)


2冊目の島清恋愛文学賞は「最愛の」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

「約束して。私のことは跡形もなく忘れる、と。」

久島は、情報も欲望もそつなく処理する「血も涙もない的確な現代人」として日常を生きている。
だが、学生時代に手紙を交わしつづけた望未だけが、人生唯一の愛として、いまだ心を離れない。
望未は手紙の始まりで必ず「最愛の」と呼びかけながらも、常に「私のことは忘れて」と願い、何度も久島の前から姿を消そうとした。
今その願いを叶えるべく、久島は自分のためだけの文章を書き始める――。

「最愛の」は、芥川賞作家の最新作!

上田岳弘さんの恋愛小説として、注目されました。

恋愛小説からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)すばる文学賞&三島由紀夫賞:みどりいせき(大田ステファニー歓人)


今年のすばる文学賞及び、三島由紀夫賞は「みどりいせき」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

このままじゃ不登校んなるなぁと思いながら、高2の僕は小学生の時にバッテリーを組んでた一個下の春と再会した。
そしたら一瞬にして、僕は怪しい闇バイトに巻き込まれ始めた……。
でも、見たり聞いたりした世界が全てじゃなくって、その裏には、というか普通の人が合わせるピントの外側にはまったく知らない世界がぼやけて広がってた――。

圧倒的中毒性! 超ド級のデビュー作!
ティーンたちの連帯と、不条理な世の中への抵抗を描く第47回すばる文学賞受賞作。

こちらは、なんとデビュー作にして、三島由紀夫賞。

金原ひとみさんから絶賛され、話題となりました。

今年の新人作家からお探しの方におすすめです。

今年(2024年)日本SF大賞:プロトコル・オブ・ヒューマニティ(長谷敏司)


今年のSF大賞は「プロトコル・オブ・ヒューマニティ」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

身体表現の最前線を志向するコンテンポラリーダンサーの護堂恒明は、事故で右足を失いAI制御の義足を身につける。彼は、人のダンスとロボットのダンスを分ける人間性の手続き(プロトコル)を表現しようとするが、待ち受けていたのは新たな地獄だった――。

こちらは、読者レビューも高い小説!

AIと人工足を描き、話題となりました。

今年のSF大賞からお探しの方におすすめです。

今年の(2024年)文学賞まとめ

いかがでしたか?

今日は今年(2024年)の文学賞を受賞した作品をご紹介しました。

ちなみに2023年(去年)の文学賞はこちら(↓)

2023年文学賞を受賞した小説はこれだ!【直木賞から本屋大賞まで】

こんにちは。 彩人です。 「今年『賞』を受賞した小説って何だろう?」 「今年の直木賞や山本周五郎賞は誰が受賞したのかな?」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 僕の読書量は年間、150〜200冊 ...

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良かったらこちらもよろしくお願いします。

ではまた。

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