こんにちは。
彩人です。
「小説はもうオワコンなのかな?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は、読書ブロガー。
普段はこんな記事を書いています(↓)
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こんな記事を書いているうちに、あることに気づきました。
それは、小説はオワコンではない!!ということに。
今日はそちらについて書いています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は100〜150冊
小説がオワコンではない理由3つ
まず小説がオワコンではない理由は、3つあります。
- Kindleなど販売経路の多様化
- ブロックチェーン技術の進歩
- 村上春樹も衰退することはないとしている
こんな理由から、小説はまだオワコンではないと言えます。
では、それぞれどんな理由でしょうか?
続いて、見て行きたいと思います。
小説がオワコンではない理由①Kindleなど販売経路の多様化
1つ目の小説がオワコンではない理由は「Kindleの登場」です。
例えば、現状の販売経路は、
- 自費出版
- 出版社で出版
この2つしか選択肢がありませんよね。
でもここに、
- NFT
- Kindle
- Kindle Unlimited
が登場してきています。
なのでオワコンではない、というわけです。
つまり販売経路は4パターン(↓)。
- 自費出版
- NFT小説
- Kindle出版
- 出版社からの出版
こんな感じで様々な販売経路が登場。
なのでまだまだオワコンではありません。
ここで注目したいのは「Kindle出版」。
例えば、Kindleで本を出版するとします。
すると、ページ数×0.5円が入るそう(Kindle unlimitedの場合)。
つまり200ページ読まれて100円ほど。
仮に読者が1000人いたら、10万円。
1万人いたら100万円の収益となりますよね。
なのでオワコンと言うにはまだ早い!
なぜなら現状の作家もそのくらいとされるからです(>>作家の年収を詳しく解説、より)。
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小説がオワコンではない理由①ブロックチェーン技術の進歩
小説がオワコンではない理由、2つ目は、ブロックチェーン技術の進歩です。
例えば、今だと本を1回売ったら終わりですよね。
①書店で本を買う
②保管 or 古書店で売る
こちらしか選択肢がありません。
また②以降は、作者に利益が入りません。
ところがブロックチェーン技術が登場することで、②以降の金銭的流れが生じるとされています。
それを解説しているのがこちらの本(↓)
ブロックチェーンの技術で小説をNFT化。
するとこんな流れが生まれる可能性があります(↓)
②読む
③売る(転売)
こんな風に①と③でお金の流れが発生する可能性があるそう。
なのでオワコンではない、というわけです。
ここで注目したいのは、③売る(転売)。
現状では本を売った際って、作者に利益は入りませんよね。
ところがNFT化した小説だと、転売でも作者に利益が入るそう。
なので小説は、オワコンではない、というわけです。
小説がオワコンではない理由③村上春樹も「小説の衰退」には否定的
3つ目のオワコンではない理由は、村上春樹さんの意見から、です。
こちらは「職業としての小説家」という本で語られています(↓)。
物語というものはもともと現実のメタファーとして存在するものですし、人々は変動する周囲の現実のシステムに追いつくために、あるいはそこからふるい落とされないために、自らの内なる場所に据えるべき新たな物語=新たなメタファー・システムを必要とします。
村上春樹「職業としての小説家」P316より引用
こんな感じで、物語が必要な理由を説明。
どんな時代でも物語が必要になると語っています。
なのでまだ小説は、オワコンではありません。
まとめ
いかがでしたか?
今日は小説がオワコンではない理由について書いてみました。
僕はKindleなどの記事も書いています(↓)。
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