こんにちは。
彩人です。
「村上春樹ってどれから読み始めたらいいんだろう？」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
突然ですが村上春樹ってこんなイメージが強くないですか？（↓）
- 難しい
- 有名作家
- とっつきづらそう
でもご安心ください！
実はそんな方でも安心して読める作品が結構あります。
今日はジャンル別に5つをご紹介。
- 絶対に1冊読み切りたい方
- 普段あまり本は読まない方
- 最高傑作や代表作から読んでみたい方
- これぞ村上作品という作品を読みたい方
- ファンの間で人気の高い作品を読みたい方
ここでは村上春樹をあまり知らない方でも楽しめる作品を選んでいます。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量の1/3が村上春樹
初心者におすすめな村上春樹作品①「風の歌を聴け」〜絶対に読み切りたい〜
1冊目のおすすめは「風の歌を聴け」。
おすすめ理由はこんな感じです（↓）
- 短い（168ページ）
- 会話文が多い
- 村上春樹のデビュー作
- 群像新人賞受賞
- 芥川賞候補
短い上にとてもポップ。
それでいて村上春樹ワールドは満載！
- 鼠
- 指のない彼女
- デレク・ハートフィールド（架空の作家）
こんな不思議な言葉が次々と出てきます。
またこちらの作品は以下の理由からとても有名です。
- 群像新人賞受賞作
- 村上春樹のデビュー作
サクッと読める上に代表作。
はじめて村上春樹を読む方でも安心して楽しめます。
初心者におすすめな村上春樹作品②「ノルウェイの森」〜普段あまり本は読まない方〜
こちらは読みやすい作品から読みたい！という方におすすめです。
「ノルウェイの森」が読みやすい理由は…（↓）。
- 定番の恋愛ストーリー
- 難しい隠喩（メタファー）が登場しない
- メンタルヘルスという現代にも共通するテーマを扱う
またAmazonのレビューでも評価が高いのが特徴です（↓）
村上作品をはじめて手に取った作品。若者が目覚めてゆく性と、心に深い傷を抱えたアウトローの苦しみ、個性の表現。村上の際立つ手法で描いた読み応えのある作品でした。
（Amazon.co.jpより引用）
ノルウェイの森はなんと国内1000万部を売り上げ。
そしてなんと中国でも100万部突破！
上下巻ありますが、長さを感じさせない1冊です。
普段、読書はあまりされない方におすすめです。
初心者におすすめな村上春樹作品③「1Q84」〜最高傑作から読みたい方〜
『1Q84』は村上春樹作品の中でも最高傑作とされています。
理由としては…
- 2009年、BOOK1、2がベストセラーランキング1位
- 2010年、BOOK3がベストセラーランキング1位
- 全巻ミリオンセラー
- 第63回、毎日出版文化賞「文学・芸術部門」
- 英語版で「国際IMPACダブリン文学賞」ノミネート
- ファンが選ぶ村上春樹作品第2位
「売り上げ」「文学賞受賞歴」「ファン人気」いずれもトップクラス。
なので村上春樹の最高傑作から読みたい！という方におすすめです。
ただ作品としては超難解。
それは難解なテーマに挑戦されているからと言われます（↓）
- ジョージ・オーウェル著「1984」を元に書かれた
- 「アンダーグラウンド」などで取り上げた宗教もテーマ
- 自身初の完全3人称の物語
- 村上春樹が目指していた総合小説になっている
- 村上作品の中で一番長い長編
「難しくても良い！」「最高傑作から読みたい！」
こんな方におすすめです。
ちなみに「村上春樹の最高傑作何か？」については、こちらでも考察しています（↓）
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村上春樹の最高傑作・代表作はコレだ！【受賞数や売り上げから見る】
こんにちは。 彩人です。 『村上春樹さんの最高傑作って何だろう？』 今日はこんな方向けに記事を書いています。 エッセイや対談、翻訳本などを合わせると700作品以上！ 今日はその中でどれが最高傑作なのか ...
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初心者におすすめな村上春樹作品④「羊をめぐる冒険」〜これぞ村上作品という作品を読みたい方〜
4冊目におすすめなのは「羊をめぐる冒険」です。
こちらをおすすめする理由は…（↓）
- ポップな冒険譚
- 村上春樹らしさ満載
- 野間文芸新人賞受賞
- キャラクターが親しみやすい
- 村上春樹が初めて書いた長編小説
独特の世界観、読みやすさ、文学賞受賞歴どれも総じて評価が高い作品。
それでいて愉快な冒険ストーリーとなっています。
「オーソドックスな作品から読みたい」という方におすすめです。
初心者におすすめな村上春樹作品⑤「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」〜ファンの間で人気の高い作品〜
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド（上下）合本版（新潮文庫）
最後のおすすめは隠れた名作「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。
こちらはこんな理由からおすすめです（↓）
- 第21回、谷崎潤一郎賞受賞
- 第17回、星雲賞受賞
- 2002年時点で162万部発行
- ファンが選ぶ村上春樹作品第3位
- 世界27か国語に翻訳
こちらはご覧の通り、とても評価の高い作品。
それでいてファン評価も高い1冊となっています（↓）
大好きで何度も読み返しています。文庫もボロボロになって２組目を買いました。
（Amazon.co.jpより引用）
村上春樹作品は大の苦手です。
しかしそれでもこの作品だけは素晴らしいと思えます。
グイグイと物語に引き込まれる感じ。
殊にラストシーンの美しさは読めば誰もが感動すること間違い無し。（Amazon.co.jpより引用）
何度も読み返しているという方から、苦手なのに楽しめたという方まで多数。
「隠れた名作から読みたい」という方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか？
少しでもお役に立てていたら幸いです。
ちなみに僕は「村上春樹の売り上げランキング」という記事も書いています（↓）
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村上春樹の売り上げ＆発行部数ランキング【どれが一番売れている？】
こんにちは。 あやとです。 「村上春樹作品の売り上げや発行部数ってどのくらいなんだろう？」 今日はこんな方向けに記事を書いています。 村上春樹作品は700作品以上あるとされます。 その中でどれが一番売 ...
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良かったら合わせてよろしくお願いします。
ではまた。