こんにちは。
彩人です。
「さくらももこのおすすめエッセイが知りたい…!」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕はさくらももこを読むこと25年!
さくらももこさんの大ファンです。
そんな僕がおすすめエッセイをご紹介しています。
よろしくお願いします。
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・さくらももこ歴25年。エッセイはほぼ全巻所有
さくらももこおすすめエッセイ10選!
さくらももこおすすめエッセイ①もものかんづめ
1冊目のおすすめは「もものかんづめ」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
水虫といえばたいがいオッサンの持病であり、それにかかると脂足甚だしい異臭を放ち、その靴および靴下は、家族の間では汚物とみなされるという恐ろしい病気である。
そんな大変な病気に、私は16の夏、冒されてしまった。
さくらももこ「もものかんづめ」P8より引用
この一文から始まるさくらさんの初エッセイ!
祖父・友蔵の秘話から、マッサージ通いをした日々まで読むことができます。
初めてさくらさんを読む方に、おすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ②さるのこしかけ
2冊目のおすすめは「さるのこしかけ」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
飲尿が体にいいと噂になってからもう二年余り経っている。
私も1回だけ試したことがあったのだが「こんなことするくらいなら死んだ方がましだと思い、その時はやめてしまった。しかしそれからしばらくして夫が飲尿の本を買ってくるなり、「僕はやるぞ」といきりたっていたので、私は非常に驚き、慌ててその本を読んでみた。
本によれば「とにかく何にでも効く」ということがいろいろな実例と共に列挙されており、ものすごく説得力がある。
さくらももこ「さるのこしかけ」P200より引用
こちらはエッセイ三部作と言われる2冊目。
前作「もものかんづめ」と軽く繋がりがあります。
「もものかんづめ」が面白いと思った方におすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ③たいのおかしら
3冊目のおすすめは「たいのおかしら」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
父ヒロシは、昭和九年に清水市で生まれ、それから何十年もその地で育ってきた。子供の頃から呑気者で、別に何のとりえもなく、他人から憎まれもせず、誉められもせず、また他人を特に憎みもせず絶賛もせず、ただ酒と魚を食べて生きている男である。たまたま結婚することになり、同い年の女と結婚した。その女が私の母である。
さくらももこ「たいのおかしら」P200より引用
こちらは初期エッセイ三部作の最終巻。
父ヒロシのことから、心配をかける姉のことまでが書かれています。
さくらさんをより詳しく知りたい方におすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ④ももこの世界あっちこっちめぐり
4冊目のおすすめは「ももこの世界あっちこっちめぐり」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
- スペイン・イタリア編
- バリ島編
- アメリカ西海岸編
- パリ・オランダ編
- ハワイ編
こんな感じのさくらももこの旅エッセイ!
父ヒロシとグランドキャニオンへ行く話からバリ島で絵を買う話まで楽しめます。
私が父ヒロシに「一緒にグランドキャニオンに行こう」と言うと、やはり非常に驚いた。そりゃそうであろう。何かいいことありそうな予感など特にない平凡な日々を送っていたものに、ある日突然「君の夢を叶えてやろう」と魔法使いが現れたようなものなのだ。
さくらももこ「ももこの世界あっちこっちめぐり」P102より引用
さくらさんと一緒に世界を旅したい方におすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ⑤そういうふうにできている
5冊目のおすすめは「そういうふうにできている」。
こちらも本当におすすめです(↓)
この腹の中に、何かがいるのである。大便以外の何かがいる……! テスターによるショーゲキの妊娠発覚、どん底でバカバカしいギャグを考えてた悪阻期、悪魔の封印石のような強情な便との壮絶な戦い、と、期待にたがわぬスッタモンダの十月十日。そして、とうとう生まれたよ。あたしゃ、おかあさんになっちゃったよ。そう、まる子も人間、人間も宇宙の生命体、そういうふうにできている、のです。
本のあらすじより引用
こちらは、さくらももこのマタニティ・エッセイ!
男性の僕も「おおおおぉ!女性ってこんなふうに妊娠するんだ…!」と軽く驚きでした。
少し変わったエッセイから読みたい方におすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ⑥ひとりずもう
6冊目のおすすめは「ひとりずもう」。
こちらはこんな作品となっています(↓)
男子ってホントにバカだよね、と言い合っていたあのころ。「生理が来ませんように」と祈っていた不安な毎日。女子高に入り、髪を伸ばし、やっとオシャレに目覚めたり。一目惚れした初恋では妄想がさく裂!? なんにもしないまま「青春」を送っていることに初めて気づいた17歳。やっと自分の将来について考え始め“さくらももこ”になるまでの甘酸っぱい日々を、笑いと涙で綴った自伝エッセイ。
Amazon.co.jpより引用
こちらは一風変わったさくらさんのエッセイ。
ちょっと考えさせられたり、センチメンタルな気持ちになったり。
さくらさんの青春時代を読んでみたい方におすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ⑦さくら日和
7冊目のおすすめは「さくら日和」。
こちらはこんな作品となっています(↓)。
息子が、最近また私のことをさくらももこではないかと疑いだしている。「ママは、さくらももこなんでしょ」と言うので私は「違うって言ってるでしょ。あんたね、そんなこと言ってるとみんなに笑われるよ。さくらももこはみんなから笑われてるんだからね。ママはそんな人じゃないよ」と言ったのだが息子は「でも、さくらももこがコジコジやまる子をかいてるんでしょ。ママも描くじゃないか」と言った。
P54「深まる息子の疑惑」より引用
こんな感じで離婚した話から心配性の母の話まで盛りだくさん!
後期爆笑エッセイを読んでみたい方におすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ8冊目「ももこのトンデモ大冒険」
8冊目のおすすめは「ももこのトンデモ大冒険」。
こちらはトンデモ世界巡りのお話となっています(↓)。
- 頭にピラミッドを載せた人に会う
- アメリカのサバイバルスクールに行った話
- 話題の「アミ小さな宇宙人」の作者と会った話
- 漢方薬を買いに行った話
など、さくらさんには珍しい「スピリチュアル」な内容。
爆笑とまではいかないものの、とにかく衝撃的!!
スピリチュアルなさくらさんに触れたい方におすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ9冊目「ももこの話」
9冊目のおすすめは「ももこの話」。
こちらもこんな理由からおすすめです(↓)
うちが八百屋だったせいで、私はいしやきいもを買ってもらえることがめったになかった。やきいも屋の声がきこえてくると一応「ねぇやきいも買ってよ」と親にたのんでみるのだがたいてい「わざわざ買わなくてもうちで売っているイモを焼いて食べれば同じじゃないか」と言われ、やきいも屋の声は遠ざかってゆくのであった。
さくらももこ「ももこの話」P66より引用
こんな感じのさくらさんが子供の頃の話。
「ちびまる子ちゃん」の原作になった話なども収録されています。
「ちびまる子ちゃん」が好きな方におすすめです。
さくらももこおすすめエッセイ10冊目「あのころ」
最後のおすすめは「あのころ」です。
こちらはこんな作品となっています(↓)
そんな時、クラスメイトの中でツチノコを見たという者が現れた。えっ、誰それ?と思っていたら、何と親友のたまちゃんだった。これがはまじやブー太郎だったら一生に付すところだが、たまちゃんとなると信憑性が高い。いや、信じなくては親友といえないだろう。たまちゃんが、くだらないウソをつくわけがない。たまちゃんの話によれば、夕方の自宅の庭で見たのだという。
さくらももこ「あのころ」本文より引用
こんな感じでこちらも子供時代の話が中心!
ちびまる子ちゃんでお馴染みのキャラクターも多数登場します。
エッセイ風「ちびまる子ちゃん」を読んでみたい方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今日はさくらももこさんのエッセイについて書いてみました。
ちなみに爆笑エッセイは、こちらのブログでもご紹介しています(↓)。
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