こんにちは。
彩人です。
「東野圭吾の『魔女と過ごした七日間』ってどんな作品かな?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は東野圭吾の読者歴25年!!
そんな僕が「魔女と過ごした七日間」について書いています。
よろしくお願いします。

・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・東野圭吾の読者歴25年!
東野圭吾「魔女と過ごした七日間」のネタバレなしのあらすじ&感想
東野圭吾「魔女と過ごした七日間」の概要
まず「魔女と過ごした七日間」とはこんな作品です(↓)
- 416ページ
- 1980円(税込)
- KADOKAWA刊行
- 2023年3月17日発売
- 東野圭吾の記念すべき100冊目
- 待望のラプラスシリーズ3巻目!
こんな感じのラプラスシリーズ3巻目!
東野さんの100冊目の作品として話題となりました。
ではこちらのあらすじはどんな感じでしょうか?
続いて見て行きたいと思います。
東野圭吾「魔女と過ごした七日間」あらすじ(ネタバレなし)
続いてネタバレしない程度のあらすじはこんな感じです(↓)
ここはAIによる監視システムが強化された日本。
ここで一人の元刑事が殺されます。
彼は主人公・月沢陸真の父でした。
一方、事件の謎を追うのは、脇阪拓郎。
彼は刑事という設定です。
そして事件を追うにつれ、ある真実に近付きます。
殺された月沢克司は、隠れた妻と頻繁に連絡。
子供までいました。
また不思議なことがもう一つ。
それは、指名手配犯からお金が振り込まれていたこと。
これは「なぜ」「どうやって」振り込まれたのか?
そしてなぜ主人公の父は殺されてしまったのか?
魔女・羽原円華と追う、近未来ミステリー!
こんな感じの「AI×特殊能力×警察」ミステリー!
東野圭吾らしい近未来的な小説でしたよね。
ではこちらの感想はどんな感じでしょうか?
続いて見て行きたいと思います。
東野圭吾「魔女と過ごした七日間」の感想(ネタバレなし)
他の方の感想はおおむね好意的なものが多かったです。
例えば、(↓)
少年の冒険と円華の特殊能力にワクワク。
そしていつもながらお見事な警察ミステリーです。
映画「ラプラスの魔女」を観たので、円華は完全に広瀬すずでしたね。
読んでいる時のワクワク感、先が気になり過ぎる感じは、他の作家では味わえません。
Amazon.co.jpより引用
こんな感じで「ワクワクした」という感想が多数!
なのでとても楽しめる作品となっています。
またさらには、こんな感想も…(↓)
東野圭吾100冊目の記念作品。ラプラスの魔女シリーズ第三弾。やはり東野圭吾は裏切らない。納得の面白さでした。
AIとか国民に内緒のDNA管理システムとかあり得るちょっぴりSFを踏まえ、一人ひとり自分で考えよとのメッセージも受け取った。
読書メーターの感想より引用
こんな感じで設定が良かった、とする感想もちらほら。
なので「ラプラスシリーズ好き」にはたまらない一冊となっています。
ただ一方ではこんな感想も…(↓)
作り込んだ設定であればこそ、彼女の超常的な能力や危険を顧みない行動と犯罪者の動機とが上手く絡まって、一歩間違えれば荒唐無稽な物語に納得感を与えていたと思う。その点からすると、本作の出来はかなり微妙だ。
(中略)
ともあれ、流石は理系ミステリの第一人者・東野圭吾の面目躍如たる一作である。
Amazon.co.jpより引用
こんな感じで、設定が微妙とする感想も一部散見。
なのでこのあたりは、人によりそうでした。
東野圭吾「魔女と過ごした七日間」の見当たり捜査員、エクスチェッドは実在する?
ちなみに作中の「見当たり捜査員」は実在。
「エクスチェッド」は実在しないようです。
例えば、Wikipediaの解説によると、(↓)
見当たり捜査(みあたりそうさ)とは、警察の捜査手法の一つ。警察官が被疑者の顔写真や外見的特徴を記憶し、繁華街や駅などの雑踏の中から、または被疑者が行きそうな場所へ先回りして被疑者を見つけ出すこと。
こんな感じで「見当たり捜査」だけ存在するそう。
なので架空の設定と実在の設定があったことになります。
そしてそのあたりがこの作品の読みどころ!!
なぜなら全体的に「ありそうでない物語」だったからです。
なのでそこも含めて、すべてを楽しめる作品となっています。
まとめ
いかがでしたか?
今日は東野圭吾さんの「魔女と過ごした七日間」について書いてみました。
ちなみに東野さん、現在、小説幻冬にて新連載しています(↓)
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こちらも単行本化が待ち望まれますよね!
ではまた。