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【2024年最新】村上春樹の売り上げ&発行部数ランキングベスト15!

こんにちは。

あやとです。

村上春樹作品の売り上げや発行部数ってどのくらいなんだろう?

今日はこんな方向けに記事を書いています。

村上春樹作品は700作品以上あるとされます。

その中でどれが一番売れているかをランキング形式で検証。

よろしくお願いします。

あやと
あやと
執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・村上春樹が年間読書の1/3

村上春樹の売り上げ&発行部数ランキング

売り上げランキング第15位〜一人称単数〜25万部


一人称単数 (文春文庫)

発行部数:25万部(Wikipediaより)

第15位は「一人称単数」。

こちらは2020年発売された短編集。

全7編の短編が収録されています(↓)

  • 236ページ
  • 文藝春秋刊行
  • 2020年7月発売
  • 村上春樹の最新短編集

こんな感じで一番新しい短編集。

「品川猿」の続編も収録され、話題となりました。

最新の短編からお探しの方におすすめです。

【村上春樹「一人称単数」】全作品のあらすじ、感想、考察、解説、解釈

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売り上げランキング第14位〜女のいない男たち〜37.4万部


女のいない男たち (文春文庫)

発行部数:37.4万部(オリコンより)

売り上げランキング14位は「女のいない男たち」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 251ページ
  • 文藝春秋刊行
  • 2014年4月発売
  • 収録作「ドライブ・マイ・カー」はカンヌ映画祭でグランプリ受賞

こんな感じで「ドライブ・マイ・カー」を収録した作品。

「カンヌ」でグランプリを獲得し、話題となりました。

短編集からお探しの方におすすめです。

村上春樹「ドライブ・マイ・カー」の徹底考察!あのラストも解説!!

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売り上げランキング第13位〜街とその不確かな壁〜38万部


街とその不確かな壁

発行部数:38万部(産経ニュースより)

ランキング13位は「街とその不確かな壁」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 新潮社刊
  • 661ページ
  • 2970円(税込)
  • 電子書籍も同時刊行
  • 2023年4月13日発売
  • 新作長編(原稿用紙1200枚)
  • 発売6日で売り上げ35万部突破!

こちらは3年ぶりの新作長編!

発売6日で35万部を突破し、話題となりました。

最新の長編からお探しの方におすすめです。

村上春樹「街とその不確かな壁」の考察&徹底解説!【あらすじと結末】

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売り上げランキング第12位〜色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年〜98.5万部


色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

発行部数:98.5万部(日経新聞より)

ランキング12位は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

こちらはこんな作品となっています(↓)

多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。
何の理由も告げられずに――。
死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。全米第一位にも輝いたベストセラー!

こんな感じで全米1位にも輝いた長編小説。

「1Q84」の後がま作品として注目されました。

海外人気の高い作品からお探しの方におすすめです。

売り上げランキング第11位〜国境の南、太陽の西〜110万部


国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

発行部数:110万部

第11位は「国境の南、太陽の西」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

あの日なら、僕はすべてを捨ててしまうことができた。仕事も家庭も金も、何もかもをあっさりと捨ててしまえた。――ジャズを流す上品なバーを経営し、妻と二人の娘に囲まれ幸せな生活を送っていた僕の前に、十二歳の頃ひそやかに心を通い合わせた同級生の女性が現れた。会うごとに僕は、謎めいた彼女に強く惹かれていって――。日常に潜む不安と欠落、喪失そして再生を描く、心震える長編小説。

こちらは、バブル時代が舞台の小説。

「ねじまき鳥」の余りとして発表されました。

異色の長編からお探しの方におすすめです。

売り上げランキング第10位〜騎士団長殺し〜134万部


騎士団長殺し(第1部~第2部)合本版(新潮文庫)

発行部数:134万部 

第10位は2017年発売の「騎士団長殺し」。

作品のポイントはこんな感じです(↓)。

  • 1Q84以来7年ぶりの長編
  • 2017年ベストセラー第5位
  • 韓国での売り上げ50万部
  • 最新の長編(2021年時点)

大きな文学賞の受賞はありませんが、今のところの最新長編。

出版不況が叫ばれる中のミリオンセラーはさすがです。

<あらすじ>

一枚の絵が、秘密の扉を開ける――妻と別離し、小田原の海を望む小暗い森の山荘に暮らす36歳の孤独な画家。緑濃い谷の向かいに住む謎めいた白髪の紳士が現れ、主人公に奇妙な出来事が起こり始める。雑木林の中の祠、不思議な鈴の音、古いレコードそして「騎士団長」……想像力と暗喩が織りなす村上春樹の世界へ!

amazon.cp.jpより引用

売り上げランキング第9位〜1973年のピンボール〜143万部


1973年のピンボール (講談社文庫)

発行部数:143万部

第9位は「1973年のピンボール

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 1980年6月刊行
  • 第83回・芥川賞候補
  • 表紙・挿絵:佐々木マキ
  • 第2作目の「鼠」シリーズ
  • 2015年まで海外刊行は行われてこなかった

こんな感じで近年まで海外翻訳されてこなかった本書。

第83回芥川賞候補にも選ばれ、注目されました。

村上春樹第2作目からお探しの方におすすめです。

村上春樹「1973年のピンボール」の解釈はこれだ!【考察と解説】

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売り上げランキング第8位〜世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド〜


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫)

発行部数:162万部(Wikipediaより)

第8位の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は1985年発売。

こんなところが作品のポイントです(↓)。

  • 第21回、谷崎潤一郎賞受賞
  • 第17回、星雲賞受賞
  • ファンが選ぶ村上春樹作品第3位
  • 世界27か国語に翻訳

文学賞を二つも受賞し、ファン人気も高い1冊。

世界でも多くの国で読まれています。

<あらすじ>

高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

amazon.cp.jpより引用

売り上げランキング第7位〜風の歌を聴け〜180万部


風の歌を聴け (講談社文庫)

発行部数:180万部(Wikipediaより)

ランキング7位は「風の歌を聴け」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風に生きている」1970年8月、帰省した海辺の街。大学生の〈僕〉は、行きつけのバーで地元の友人〈鼠〉と語り明かし、女の子と知り合い、そして夏の終わりを迎える。過ぎ去りつつある青春の残照を鋭敏にとらえ群像新人賞を受賞した、村上春樹のデビュー作にして「初期三部作」第一作。

こんな感じの村上春樹デビュー1作目。

群像新人賞を受賞し、話題となりました。

デビュー作からお探しの方におすすめです。

【僕はこう読んだ!】村上春樹「風の歌を聴け」【新解釈&考察!】

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売り上げランキング第6位〜ねじまき鳥クロニクル〜227万部


ねじまき鳥クロニクル(第1部~第3部)合本版(新潮文庫)

発行部数:227万部(Wikipediaより)

ねじまき鳥クロニクルは1994年発売。

作品ポイントは、こんな感じです(↓)。

  • 第47回、読売文学賞
  • 英語版で「国際IMPACダブリン文学賞」ノミネート
  • 完成まで4年半もの歳月が費やされた
  • 世界24か国語に翻訳

ファン人気ランキングは14位と高くありませんが、文学評価の高い作品。

こちらも多くの国で翻訳されています。

<あらすじ>

「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。

(本文より→Amazonや文庫本も同じく本の抜粋があらすじとなっています)

売り上げランキング第5位〜ダンス・ダンス・ダンス〜229万部


ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

発行部数:229万部(Wikipediaより)

ランキング5位は「ダンス・ダンス・ダンス」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の街から「僕」の新しい冒険が始まる。奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」はその暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。70年代の魂の遍歴を辿った著者が80年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。

こんな感じで「羊をめぐる冒険」の続きが描かれた本書。

読みやすい長編からお探しの方におすすめです。

売り上げランキング第4位〜羊をめぐる冒険〜247万部


羊をめぐる冒険 (講談社文庫)

発行部数:247万部(Wikipediaより)

ランキング4位は「羊をめぐる冒険」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

「羊のことよ」と彼女は言った。「たくさんの羊と一頭の羊」「羊?」「そして冒険が始まるの」 故郷の街から姿を消した〈鼠〉から〈僕〉宛に、ある日突然手紙が届く。同封されていた一枚の写真が、冒険の始まりだった。『1973年のピンボール』から5年後、20代の最後に〈僕〉と〈鼠〉がたどり着いた場所は――。野間文芸新人賞受賞の「初期三部作」第三作。

こんな感じの羊初期三部作3作目。

野間文芸新人賞受賞で、一躍注目されました。

村上春樹初の長編からお探しの方におすすめです。

売り上げランキング第3位〜海辺のカフカ〜267万部


海辺のカフカ(上下)合本版(新潮文庫)

発行部数:267万部

第3位は「海辺のカフカ」。

こちらはこんな作品となっています(↓)

  • 英語版がニューヨークタイムズ誌で年間ベストブック10冊選出
  • 英語版がニューヨークタイムズ誌で世界幻想世界大賞選出
  • 演出家・蜷川幸雄さんにより2度舞台化
  • 39ヶ国語に翻訳
  • ファンが選ぶ村上春樹作品第4位

こんな感じであのニューヨークタイムス誌に掲載された1冊。

二度、舞台化され、話題となりました。

海外人気の高い作品からお探しの方におすすめです。

売り上げランキング第2位〜1Q84〜300万部


1Q84(BOOK1~3)合本版(新潮文庫)

発行部数:300万部(オリコンより)

第2位は2009年発売の「1Q84」。

作品には、こんなポイントがあります(↓)。

  • 2009年、BOOK1、2がベストセラーランキング1位
  • 2010年、BOOK3がベストセラーランキング1位
  • 全巻ミリオンセラー
  • 第63回、毎日出版文化賞「文学・芸術部門」
  • 英語版で「国際IMPACダブリン文学賞」ノミネート
  • ファンが選ぶ村上春樹作品第2位

当時は、予約だけで書店が混雑したほど。

村上春樹はこの作品で国内外の人気を不動のものにしました。

あらすじ

1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

amazon.cp.jpより引用

売り上げランキング第1位〜ノルウェイの森〜1000万部


ノルウェイの森 (講談社文庫)

発行部数:1000万部(オリコンより)

堂々の第一位は「ノルウェイの森」。

こちらはこんな作品です(↓)

  • 発行部数日本1000万部
  • 発行部数中国100万部
  • 2012年、名古屋文庫大賞
  • 2010年、トラン・アン・ユン監督により映画化
  • 43か国語に翻訳
  • ファンが選ぶ村上春樹作品第1位

こちらは片山恭一「世界の中心で愛をさけぶ」に抜かれるまで日本のベストセラー第一位。

海外でも40カ国語以上に翻訳されています。

あらすじ

十八年という歳月が流れ去ってしまった今でも、僕はあの草原の風景をはっきりと思い出すことができる――。1969年、大学生の僕、死んだ友人の彼女だった直子、そして同じ学部の緑、それぞれの欠落と悲しみ――37歳になった僕は、機内に流れるビートルズのメロディーに18年前のあの日々を思い出し、激しく心をかき乱されていた。

amazon.cp.jpより引用

村上春樹作品、その他の発行部数&売り上げランキング

作品 累計発行部数
「ノルウェイの森」 1000万部(オリコンより)
「1Q84」 シリーズ累計300万部(オリコンより)
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 162万部(Wikipediaより)
「騎士団長殺し」 134万部こちらのサイトより)
「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」 100万部(オリコンより)
「一人称単数」 25万部(Wikipediaより)
「女のいない男たち」 23万部こちらのサイトより)

ちなみに出版社はあまり売り上げを公開していません。

なのでネットに出ている情報を僕がまとめてみました。

曖昧な点はご容赦ください。

まとめ

いかがでしたか?

ノルウェイの森」が堂々の1位でした。

1000万部の売り上げはやっぱりすごいですよね!

また僕は、「村上春樹の最高傑作」についても検証しています(↓)。

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良かったらよろしくお願いします。

ではまた。

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