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米澤穂信「栞と嘘の季節」の文庫化はいつ?【感想から続編情報まで】

こんにちは。

彩人です。

米澤穂信さんの『栞と嘘の季節』の文庫化っていつかな?

『栞と嘘の季節』の感想が知りたい…!

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は米澤穂信を読むこと15年!

ほぼすべての米澤作品を読んできました。

そんな僕が『栞と嘘の季節』について書いています。

よろしくお願いします。

あやと
執筆者・野田彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量の9割が小

米澤穂信「栞と嘘の季節」の文庫化はいつ?感想と合わせて

米澤穂信「栞と嘘の季節」の概要と文庫情報


栞と嘘の季節 (集英社文芸単行本)

まず米澤穂信さんの「栞と嘘の季節」とは、こんな作品です(↓)

  • 集英社刊行
  • 全365ページ
  • 文庫本未対応
  • 2022年11月発売
  • 直木賞受賞第一作
  • 25万部突破の「図書館シリーズ」続編

こんな米澤さんの最新作!

直木賞受賞第一作で話題となっていますよね。

ではこちらは、どんな感想だったでしょうか?

続いて見て行きたいと思います。

米澤穂信「栞と嘘の季節」の僕の感想

こちらの作品の感想は、そこそこ楽しめた!です。

なぜなら、米澤さんらしい文体ミステリーだったから。

なので、米澤穂信好きには、たまらない内容となっています。

ただ、こちらの小説、一点、難点が。

それは、これ、警察案件じゃない?ということ。

なのでそこが、唯一、引っかかる点でした。

ただそれ以外は、とても楽しめる作品!

ミステリー好きや米澤ファンにはおすすめの作品となっています。

では、こちらの文庫本は刊行されたのでしょうか?

続いて見て行きたいと思います。

米澤穂信「栞と嘘の季節」文庫化はいつ?


こちら「栞と嘘の季節」の文庫本は未発売です。

なぜなら単行本が2022年11月発売だから。

なので現在、単行本のみでの発売となっています。

ではいつごろ文庫は発売されるのでしょうか?

こちらの予測はズバリ、2025年5月発売!

なぜなら、シリーズ一作目「本と鍵の季節」が2年6ヶ月で文庫化されたからです。

なので2025年5月頃、文庫化するものと思われます(↓)

作品 単行本発売日 文庫本発売日 文庫までの年月
満願 2014年3月 2017年7月 3年4ヶ月
王とサーカス 2015年7月 2018年8月 3年1ヶ月
真実の10メートル手前 2015年12月 2018年3月 2年6ヶ月
今さら翼と言われても 2016年11月 2019年6月 2年7ヶ月
本と鍵の季節 2018年12月 2021年6月 2年6ヶ月
Iの悲劇 2019月9月 2022年9月 3年0ヶ月
栞と嘘の季節 2022年11月 ??? ???

米澤穂信「栞と嘘の季節」のあらすじ(ややネタバレします)と感想<前半>

続いて作品のあらすじはこんな感じです(↓)

寒い2月という季節。

図書委員の堀川と松倉は本の中に栞を発見しました。

図書館の本の中に挟まれていたのでした。

しかしその栞の中に猛毒・トリカブトが混入!

これはなぜ?ということになり、追求が始まります。

そしてその後、校内コンクールの写真の中にも「トリカブト花壇」を発見。

また、生徒指導の横瀬もトリカブト中毒で救急搬送されたのでした。

これはなぜなのか?

そして何のために栞が作られたのか?

こちらをめぐる、米澤穂信ミステリー!!

こんな感じの米澤ミステリー。

かなり米澤さんらしい青春ミステリーとなっています。

米澤穂信「栞と嘘の季節」の登場人物整理

さて、ここからは登場人物のネタバレに入ります。

登場人物はこんな感じ(↓)

堀川:物語の主人公。図書委員。トリカブトの栞を見つける

松倉:堀川と同じ図書委員。夜のクラブで働く

瀬野:美人な高校生。過去の同級生とともにトリカブト栞を作る

横瀬:嫌われ教師。生徒指導担当

東谷:図書委員。責任者的立場

植田:図書委員。1年生

櫛塚奈々美:瀬野の同級生。同じく栞を作る

八木岡:クラブの従業員

メリーさん:秘密の鍵を握る人物

和泉乃々花:トリカブト栞を作った黒幕

こんな感じで10人以上も人物が登場。

なのでけっこう、入り組んだ小説となっています。

ちなみにこの物語の鍵は「」。

なぜなら、登場人物全員が嘘をついていたからです。

主人公も嘘をついていたならば、脇役の登場人物まで嘘。

なので「嘘」が一つのキーワードでした。

ただ、そこが逆に読みづらい、という難点も。

僕は、文庫本でも良かったかもな…と感じました。

米澤穂信「栞と嘘の季節」の続編にも期待!!

さてこの物語。

続編も期待されます。

なぜなら、続きを否定する終わり方ではなかったから。

なので、ネットでも続編を望む声も多数見受けられました(↓)

これは、米澤さんの中でも、特に好きな一冊だ。ちゃんとしかるべき後始末はなされたのだろうか。さらなる続編が待ちきれない

読書メーターの感想より

こんな感じで、続編を望む声もちらほら。

なので続編は、かなり期待できるものと思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「栞と嘘の季節」について考察してみました。

ちなみに去年(2022年)のおすすめ小説はこちらでご紹介しています(↓)

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良かったらこちらもよろしくお願いします。

ではまた。

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