【入院患者が語る！】お見舞いに最適な本、入院中に読みたい本10選

こんにちは。

彩人です。

「お見舞いにおすすめな本ってあるのかな？」

「入院中に読むのに最適な本が知りたい！」

今日はこんな方向けにブログを書いています。

実は僕もつい先日まで半年間、入院していました。

そんな僕が入院中の本について解説しています。

よろしくお願いします。

あやと

執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量の9割が小説

入院中に読む本・おすすめ -ガイダンス-

まず入院中に読みたい本は、こちら3種類です（↓）

考え込まない本
頭を使わない本
心が安定する本

なぜなら入院中は、身体も心も疲れているから。

なので、リラックスできる系の本がおすすめです。

では具体的には、どんな本がおすすめなのでしょうか？

続いて見て行きたいと思います。

入院中に読むべき本、お見舞いに最適な本10選！

入院中に読む本、お見舞い本①タウン雑誌・グルメ雑誌〜ラーメン・Walkerなど〜

ラーメンWalker東京2022

1冊目のおすすめは「タウン雑誌」「グルメ雑誌」。

こちらはこんな理由からおすすめです（↓）

軽く読める
好みが少ない
リラックスできる
退院後、行きたい場所を想像できる

こんな感じで、気軽に読めることがポイント。

病院の共通ラックにも置いてありました。

無難な本からお探しの方におすすめです。

入院中に読む本、お見舞い本②神の子どもたちはみな踊る

神の子どもたちはみな踊る（新潮文庫）

2冊目のおすすめは「神の子どもたちはみな踊る」。

こちらはこんな理由からおすすめです（↓）

手軽に読める短編集
村上春樹の中でも読みやすい
村上春樹の文章が心を安定させる

2冊目は村上春樹の短編集。

こちらも病院の共通ラックに置いてありました。

小説からお探しの方におすすめです。

入院中に読む本、お見舞い本③遠い太鼓

遠い太鼓 (講談社文庫)

3冊目のおすすめも村上春樹。

こちらは「遠い太鼓」という紀行エッセイとなっています（↓）

誰でも気軽に読める
思わず笑ってしまう描写も多数！
ギリシャ・イタリアをめぐる紀行エッセイ

「遠い太鼓」は村上春樹が有名になる前に書かれた紀行集。

なので気負いなく楽しめる作品となっています。

退院後、自分も旅に出てみよう！ときっと元気が出てくるはず！

旅の本からお探しの方におすすめです。

入院中に読む本、お見舞い本④岳物語

岳物語 (集英社文庫)

4冊目のおすすめは椎名誠「岳物語」。

こちらはこんな理由からおすすめです（↓）

気軽に読める私小説
椎名誠のベストセラー
親と子、両方の視点から楽しめる作品

こんな感じの親子私小説。

こちらは本文から抜粋してみました（↓）

「ねえねえおとう、僕はハゲなのかなあ」

と岳は風呂の中で、なんだかふいに真面目な顔つきをして聞いた。

「いや、岳はハゲではないよ」

と、私はそいつのあまりに真剣な顔つきに少し圧倒されたような気分になって笑うことができなかった。

「そうか。だけどユウジたちが、ぼくのことをハゲボウズって言うんだ」

「ふーん。岳のあたまはなあ、ボウズだけど、ハゲではないよ。ハゲというのは頭の毛がない人のことをいうんだよ」

「ふーん、そうか、じゃいいんだな」

椎名誠「岳物語」P31より引用

こんな感じで親子の掛け合いが面白い！

私小説からお探しの方におすすめです。