伊坂幸太郎が好きな人におすすめの作家＆小説6選！【似た作家は？】

こんにちは。

彩人です。

「伊坂幸太郎に似た作家って誰かな？」

「伊坂幸太郎好きにおすすめの小説が知りたい！」

今日はこんな方向けに記事を書いています。

僕は、伊坂幸太郎を読むこと20年！

「重力ピエロ」以来、20年間ファンです。

そんな僕が「似た作家や小説」をご紹介しています。

よろしくお願いします。

あやと

執筆者・彩人プロフィール
・読書ブロガー
・日本大学文理学部卒業
・年間読書量は100〜150冊！

伊坂幸太郎が好きな人におすすめの作家＆小説はこれだ！

まず、伊坂幸太郎と似た作家は、次の6人です（↓）

こんな感じの全6人！

なので、色んな作家がいますね。

では、それぞれ、どんな作家でしょうか？

続いて見て行きたいと思います。

伊坂幸太郎と似た作家①辻村深月

冷たい校舎の時は止まる（上） (講談社文庫)

1人目の作家は、辻村深月です。

彼女と似ているところは、（↓）

こんな感じで、作風や文体が似ていることがポイント。

作品で言うと、

こんな初期作品が類似。

他にも、雰囲気や登場人物が似ています。

女性作家さんからお探しの方におすすめです。

伊坂幸太郎と似た作家②奥田英朗

邪魔（下）　新装版 (講談社文庫)

2人目の似ている作家は奥田英朗。

彼と似ているところは（↓）

こんな感じで、登場人物像が似ていることがポイント。

また、作品で言うと、

こんな犯罪ものがそっくり。

また、文体で言っても、（↓）

もっとも長い老後を考えれば、夫婦べったりというのもよくはないのだろう。夫婦でも互いの世界を持った方がよいと、何かの本にも書いてあった。達夫は概ね心穏やかだった。感情はできるだけ抑えるようにし、老人にありがちな癇癪だけは起こすまいと気を付けている。

柴犬に引っ張られる形で、達夫は背筋を伸ばして歩いた。

奥田英朗「リバー」P8ページより引用

こんな感じで、伊坂さん同様、読みやすいですよね。

大御所作家さんからお探しの方におすすめです。

伊坂幸太郎と似た作家③東野圭吾

魔女と過ごした七日間

3人目の似た作家は、東野圭吾さん。

東野さんとはこんなところが似ています（↓）

こんな読みやすい感じがポイント。

例えば、作品で言うと、

こんな感じで、推理ものであることが共通！

読みやすい作家さんからお探しの方におすすめです。

伊坂幸太郎と似た作家④村上春樹

海辺のカフカ（上）（新潮文庫）

4人目の似た作家は、村上春樹。

彼とは、こんなところが似ています（↓）

こんな感じで、文体や雰囲気が類似点。

例えば、「海辺のカフカ」で言うと、

家を出るときに父の書斎から黙って持ち出したのは、現金だけじゃない。古い金のライター（そのデザインと重みが気にいっていた）と、鋭い刃先をもった折りたたみ式のナイフ。

村上春樹「海辺のカフカ」P14より引用

こんな感じで、雰囲気が似てることがポイント！

ベテラン作家からお探しの方におすすめです。

伊坂幸太郎と似た作家⑤中村文則

カード師 (朝日文庫)

5人目の似た作家は中村文則さん。

彼とはこんなところが似ています（↓）

こんな感じで、文体や観察眼が類似。

例えば、作品で言うと、

こんな感じで3作品がそっくり。

同年代の作家さんからお探しの方におすすめです。

伊坂幸太郎と似た作家⑥小川哲

君のクイズ

最後の似ている作家は、小川哲さん。

彼とは、こんなところが似ています（↓）

こんな感じで、伊坂さんも絶賛していることがポイント。

最近の作家さんからお探しの方におすすめです。

伊坂幸太郎が好きな人におすすめの小説

続いて、伊坂幸太郎好きにおすすめの小説は、次の3点です（↓）

似た小説は、上記3点！

なので、雰囲気を楽しみたい方におすすめです。

では、それぞれ、どんな作品でしょうか？

最後に見て行きたいと思います。

似た小説①「邪魔」

邪魔（上）　新装版 (講談社文庫)

まず、1冊目のおすすめは2001年に刊行された「邪魔」。

こちらはこんな作品となっています（↓）

こんなポイントがあります。

今でこそ「邪魔」はかなり有名ですが、当初はまだデビュー3作目。

しかしながら直木賞候補＆大藪春彦賞にも輝きました。

ドラマ化された小説からお探しの方におすすめです。

似た小説②「魔女と過ごした七日間」

魔女と過ごした七日間

2冊目のおすすめは「魔女と過ごした七日間」です。

こちらはこんな作品となっています（↓）

その夏、信じられないことばかり起きた。「ラプラスの魔女」シリーズ!

AIによる監視システムが強化された日本。指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事が殺された。「あたしなりに推理する。その気があるなら、ついてきて」不思議な女性に導かれ、父を亡くした少年の冒険が始まる

Amazon.co.jpより引用

2冊目はラプラスの魔女シリーズ！

シリーズは3作目になり、話題となりました。

東野圭吾作品からお探しの方におすすめです。

似た小説③「カード師」

カード師 (朝日文庫)

最後のおすすめは「カード師」。

こちらはこんな作品となっています（↓）

こんな感じで、新聞連載された本作。

また、ネタバレしない程度のあらすじはこんな感じです（↓）

違法カード師「僕」が主人公。

「僕」は英子という女性に指示されて佐藤の専任占い師に就任します。イカサマ占い師のため、占いで外れた後に、殺される予定でしたが、ひょんなことから大当たり。そこで佐藤と正式に契約を交わしました。

一方、佐藤は前任の占い師を殺した怖い人。ある日、「二人のうちのどちらに会うべきか？」と相談されるのですが…

こんな感じでめっちゃ、中村文則らしい作品。

登場人物の雰囲気や作風などが似ています。

ダークな作品からお探しの方におすすめです。

伊坂幸太郎と似た作家まとめ

いかがでしたか？

今日は伊坂幸太郎さんが好きな方へ書いてみました。

ちなみに「東野圭吾さんと似ている作家」も考察しています（↓）

良かったらこちらもよろしくお願いします。

ではまた。